ブックキュレーター作家・医学博士 米山公啓
学校では本当の頭の良さは何かを教えてくれない
人間の多様性を理解することは、長い人生では重要なことだ。学校ではどうしても同じ価値観を持った仲間が多くなってしまう。社会に出ると様々な才能を持った人に出会う。広い視野や多様性のある価値観を持つには、もっといろいろな人の意見を聞くしかない。学校ではなかなかそういったことを経験できない。世界中の知性ある人の意見、まずはそれに耳を傾けてみよう。
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学校の成績だけで頭のよさをみる時代ではない。AIが人間の脳にかなりの部分を置き換えてしまう未来が近づく。そんな時、人間の脳をどう活かし、どう鍛えていけばいいのかたくさんのヒントを書いてみた。
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歌手で成功していながら、あえて歌手を辞めてニューヨークでジャズの修行をして、本格的なジャズプレーヤーとして活躍を始めた。人生後半をどう楽しく、有意義に過ごせばいいのか、貴重で楽しい見本がここにある。
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マクルーハンは人間の記憶が外部に出ていくことを、予言していた。現代のメディアとは何か、マクルーハンを通して、解説されていく。先見性とは何かを理解する本だ。
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AIが人間の脳を遥かに超えて、メカが人間を制御する時代がすぐそこにやってくるのかのような理論が多いが、実際にはそんなことは起きない。その理由は、本書で。
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世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義
エマニュエル・トッド , ピエール・ロザンヴァロン , ヴォルフガング・シュトレーク , ジェームズ・ホリフィールド , 大野博人 , 原真人 , 国末憲人
多数決の民主主義はすでに機能していない、民衆の声が政治に反映しなくなった理由は何であるかが説明され、日本の将来にはどんな対策がベストなのか、非常に参考になる。
ブックキュレーター
作家・医学博士 米山公啓1952年生まれ。作家・医学博士。専門は脳神経内科。聖マリアンナ医科大学卒。同大学で超音波を使った脳血流量の測定や、血圧変動からみた自律神経機能の評価などを研究。老人医療・認知症問題にも取り組む。1998年に内科助教授を退職し、本格的に著作活動を開始。2018年現在、東京都あきる野市にある米山医院で診療を続ける傍ら、エッセイ、ミステリー、実用書などの執筆、講演、テレビ・ラジオ出演、番組監修など、幅広い活動を行っている。おもな著書に『いつも結果がついてくる人は「脳の片づけ」がうまい!』(小社刊)、『ボケない技術』(かんき出版)などがある。
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