ブックキュレーターhonto編集員
あなたの周りでも見つかるかも。日常に潜む「少し不思議」な物語
普段生活をしているなかで、「あれ?」って思うことありませんか?でも忙しく過ごしていると、そんな思いはすぐに消えてしまうものです。もしそのとき、ふと立ち止まって考えてみたら?掘り下げて調べてみたら?もしかしたら「少し不思議」な世界を覗けたのかもしれません。これから紹介するのは日常に潜む不思議にとらわれてしまった人々の物語です。
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不思議を売る男
ジェラルディン・マコックラン(作) , 金原 瑞人(訳) , 佐竹 美保(絵)
舞台はイギリス。少女・エイルサが図書館で出会ったのは謎の男・MCC。古道具屋で働くことになったMCCが紡ぐ物語で、薄汚れたベッドや皿、小箱などの古道具が輝き出します。その物語は嘘なのかホントなのか。彼の語る12個の古道具の話を読み終えたら、きっと物語の真実が見えてくるはずです。
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KAGEROU
齋藤 智裕(著)
飛び降り自殺を決意した男の目の前に、それを止める謎の男が現れるところから物語は始まります。謎の男は、自殺志願者に臓器提供の話を持ち掛けるという一風変わったビジネスをする男でした。ひょんなことから臓器移植を受ける少女と交流するようになった自殺志願者の心の変化を見つめた物語です。
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高校入学と同時に夕士が入居したのは「出る」と噂のアパートでした。大人気「妖アパ」シリーズ第1弾です。最初は出てくるモノに驚く夕士ですが、しだいにその存在を受け入れていきます。曲者ぞろいの妖怪たちと触れ合うなかで、周囲の人たちとの関わり方や考え方が変わっていく姿を描きます。
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頼りない主人公・ポチと無感動の女子高生マジシャン・酉乃が、学園で起こる謎を解決してく物語です。ふたりはスルーしてしまいがちな日常のトリックに謎を感じて追いかけ、「誰か」の葛藤に出会っていきます。色々な人の想いに触れながら酉乃が少しずつ心を表していく姿が丁寧に描かれています。
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