ブックキュレーターhonto編集員
そうだ短歌を読んでみよう!と思い立ったときにオススメの歌集
短歌が読みたくなったとき、個人の場合はその作家の歌集の中から選べばいいので、わりと簡単に探すことができます。ここでは短歌をまとめて読んだことがない、好きな歌人も漠然としていて・・・という方へ、頼りになる歌集を選びました。手に取って開いてみたら、あなただけの素敵な短歌の世界がきっと待ち受けているはずです。
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男うた女うた 男性歌人篇
佐佐木 幸綱(著)
万葉集から現代短歌まで、男たちはどんな思いを31文字に込めたのか?男性作者ばかりの短歌60首が、本書には掲載されています。『時代も主題も題材も歌いぶりも、できるだけバラエティに富んだ作を』というだけあって、恋や戦場体験、酒、スポーツと実にさまざまな主題が取り上げられ、男の感性の多様さにも驚かされます。
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老いの歌 新しく生きる時間へ
小高 賢(著)
老いるとは、どういうことなのでしょう。著者は「老いの発見」という序の中で、『老いの謎に、短歌を通して多くが挑戦している感じがする』と書いています。紹介されるさまざまな「老いの歌」は、読む人の意識に新鮮な情感やおかしみを呼び起こしてくれる気がします。
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新・百人一首 近現代短歌ベスト100
岡井 隆(選) , 馬場 あき子(選) , 永田 和宏(選) , 穂村 弘(選)
短歌は明治以降、その表現の幅を大きく広げたとされています。その短歌を、明治天皇の御製(ぎょせい:作品)から選者の1人でもある穂村弘の歌まで、百歌人百首を選んだのがこの歌集です。「百人一首」が1人の選者であるのに対して、この「新」は4人で選んでいるので「二十五人一首」×4。その多彩さこそ、この歌集の魅力といえるでしょう。
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桜前線開架宣言 Born after 1970現代短歌日本代表
山田 航(編著)
70年代以降に生まれた歌人40人の歌を集めた歌集です。一読して「現代短歌はここまできているのか」と、驚愕に似た感動を覚える方も多いはず。詩など他のジャンルの表現とクロスする多くの作風は、短歌が新しい時代へと向かいつつある証なのかもしれません。歌集とは無縁だった方にこそ、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
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