ブックキュレーターらいおんbooks編集部 兼森理恵
あげたいな。あなたにぴったりの贈りもの。
プレゼントってだーいすき!もらうのはもちろんうれしいけれど、相手のことを考えながらじっくり選ぶ時間も、渡したときの相手の顔を想像するのも本当に楽しい。一年で一番贈り物がやり取りされるクリスマスは、誰かのことを思う気持ちが溢れる季節。あなたも大切な人を思い浮かべて、贈りものを選んでみては?
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もりのちいさなしたてやさん
こみねゆら(著)
ある日、もりのしたてやさんに届いた注文は、人間のおひめさまのドレスでした。どんな女の子なのかしら?まだ会ったこともないおひめさまのことを考えながら、こびとの三姉妹は一生懸命ドレスを作ります。気に入ってもらえるかしら?本当に喜んでもらえるものを届けたいという三姉妹の気持ちが、とっても愛おしい!
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ツツミマスさんと3つのおくりもの
こがしわ かおり(作)
つつみを開けるって、なんてドキドキするんでしょう!すっかりつつみに夢中になったツツミマスさんは、お店を開くことに。受け取る人を想像しながらプレゼントに込められた想いごと丁寧に丁寧に、どんな変わったものでもつつみます。今年のプレゼントは自分でラッピング、もいいかもしれませんね。
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まどから★おくりもの
五味 太郎(作・絵)
あらわれたのはうっかりもののサンタさん。まどから部屋をのぞきこみ、ねこさんのおうちと思われる家にプレゼントを投げ込みますが、本当は「ねこさん」柄のパジャマを着たブタさんでした。ちょっとずつ勘違いをしながら違うプレゼントをくばるサンタさん。みんなは喜んでくれるのでしょうか?とっても楽しいしかけ絵本。
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マローンおばさん
エリナー・ファージョン(著) , エドワード・アーディゾーニ(絵) , 阿部 公子(訳) , 茨木 啓子(訳)
貧しく一人ぼっちで暮らしているマローンおばさん。そこに次々と、弱ったり傷ついたりした動物がやってきます。マローンおばさんはそのたび、「あんたの居場所くらい、ここにはあるよ」といって中に入れてやり、わずかな食べ物や持ち物を分けてやるのでした。美しく気高い一冊。
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賢者のおくりもの
オー・ヘンリー(文) , リスベート・ツヴェルガー(画) , 矢川 澄子(訳)
夫は自分の大事な時計を売って妻に髪飾りを、妻は自慢の髪を売って夫に時計の鎖を買いました。互いのプレゼントは無駄になってしまいますが、貧しい夫婦が本当に手にしたものの大きさは何にも代えることはできないでしょう。あまりにも有名なこの物語を、ツヴェルガーの美しい絵とともに味わって。
ブックキュレーター
らいおんbooks編集部 兼森理恵らいおんbooks編集者。他にも書店員、書評など子どもの本に関わることなら何でもやりたいと思い、日々、いろんなことに首を突っ込み、企んでいます。所属する「らいおんbooks」は2005年、児童書編集者、書店員、出版社営業の4人のメンバーで、児童書フリーペーパー「らいおん」を発行することからスタート。いつしか、「私たちの思う、面白くて楽しい絵本を、自分たちの手で作ってみたい」と思うようになり、2016年11月「らいおんbooks」という絵本レーベルを起ち上げました。刊行のジャンルは決めておりません。子どもたちに向けて、楽しんでもらえる、長く読み継いでもらえる、そんな絵本を、作家さんたちと二人三脚で編集していくと同時に、らいおんbooksの絵本を広く知っていただくために、私たちの今までの、編集、宣伝、販売の知識を総動員して、子どもたちに絵本を届けていきます。ロゴマークは敬愛する絵本作家スズキコージさんによるものです。
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