ブックキュレーター作家 陳浩基
ミステリマニアでない人にこそおすすめしたい作品
「ミステリってよくわからなくて」「ミステリは好きじゃないんだよ。他の小説はないのかい」──友人にミステリをすすめたとき、多くのミステリファンはそんな反応をされた経験があるのでは。ここでは、そんな食わず嫌いの友人にミステリの魅力を知ってもらい、ファンになってもらうための作品をセレクトしてみた。あなたなら彼らにどの作品をおすすめするだろう?
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メアリー・スーを殺して
乙一(著) , 中田 永一(著) , 山白 朝子(著) , 越前 魔太郎(著) , 安達 寛高(著)
さながらティースタンドにおかれたイングリッシュ・ティーのような、──とでも形容したくなるほどに華麗にして豊饒な物語は、いずれもミステリとは呼べない短編ばかり。猟奇と神秘を交えたメランコリックな青春学園推理もの、──というありふれた形式ながら、ミステリを読まない読者でもきっとその口に合う一篇を見つけることができるであろう一冊。
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映画『ゴーン・ガール』を観たことがあるなら、その原作者であるギリアン・フリンの作品に興味を持つのでは。もっともその一方で、とても憂鬱な物語ではと考える向きもあるかもしれないが心配無用。本作は2015 年エドガー・アラン・ポー短編賞を受賞した作品で、非常にダークな雰囲気ながら、ユーモア溢れる本編は、物語の背景にある心霊事件と爽やかな読後感が読者を惹きつけてやまない。
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ブックキュレーター
作家 陳浩基1975年生まれ。香港中文大学計算機学科卒。台湾推理作家協会の海外会員。2009年「藍鬍子的密室(青髭公の密室)」で第7回台湾推理作家協会賞を受賞。2011年『遺忘・刑警』で第2回島田荘司推理小説賞を受賞し、2012年に『世界を売った男』のタイトルで邦訳版が小社から刊行された。2014年、『13・67』が刊行されると同時に大きな話題を呼び、香港・台湾で三つの文学賞を獲得。世界十数カ国で翻訳され、ウォン・カーウァイ監督が映画化権を取得した。
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