ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
いろんな業界の裏話本5冊!
オレは映画業界に約30年いるが、他の業界のことはよく知らない。知らないことに興味があるオレとしては業界裏話も好きに決まってるわけですよ。そんな業界裏話本5冊がこれ!
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最近知り合った娘の友達のパパの仕事がラブホテルの経営と聞き、興味を持ったオレは「最近あった面白いエピソードは?」と聞くと、使用後の部屋の掃除でほぼ毎日覚せい剤用の注射器を見つけると。「それって警察に届けるの?」いや、事情聴取とか面倒なので、そのまま捨てる、と。ま、あまり面白くないが、覚せい剤はラブホテルでやる人多いのか!この本の著者もラブホテルの経営者で、ホテルに来る怪しい人たちやホテルの裏話を紹介。都市伝説の部屋には隠しカメラがあるという真相は面白い!
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客には絶対聞かせられないキャバクラ経営者のぶっちゃけ話
A・ウエスギ(著) , 石原 行雄(著)
キャバクラの裏話。そりゃかなりあるだろうよ!オレも気になる。30代の時は毎週のように行ってたが、最近はもう何年も行ってないが。フルーツ盛り合わせの金額のナゾ、ヤクザに支払うみかじめ料のナゾ、飲み代を踏み倒す客、毎晩豪遊する太客の正体やら店と警察との怪しい関係など、ここまで暴露してこの著者の経営者さん大丈夫かいな?と心配になるくらいぶっちゃけてます!
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不動産屋の裏話といえば、事故物件についてでしょ。この本にも当然、事故物件についての話はある。が、それよりも、客とのやりとりが面白いんだけど、ここまで面白い客いるか?とも思ったね。かなり話を盛ってる感じがする。けど、「購入」と「賃貸」のどっちがお得なのか?や営業マンのホントの給料事情などなかなかリアルな数字が出てて、これはホントなんだろうと驚愕した!
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株については全く知識も興味もないが、株式ディーラーってなんとなく儲かってる雰囲気はある。この本は年商10億円の株式ディーラーが著者。どうやったら10億も稼げるわけ?と思って読んでみても、仕組みはよくわからん!でも、株式ディーラーって仕事はギャンブル要素が高いってことがなんとなくわかった。裏話ネタとしては、トイレに行ってる間やランチの間に数千万を損した話くらいか。とにかく!1日に50億円前後の金を動かしてる人たちの日常話がメインなんだけど、リアリティがないから意味がわからん!でもこういう世界もあるのも事実ってことなんだろう・・・。
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コワ〜いキャバクラの話
別冊宝島編集部(編)
各安キャバクラのぼったくり話がメイン。2時間3000円ぽっきりのはずが30万円とかザラ!危ないのは客引きのキャッチについて行くと、こういうぼったくりの店がほとんどという話。というか、だいたいキャッチで連れて行かれる店はほぼ怪しいってことくらいわからないもんかね?そんなキャッチにひっかかったドジなオヤジのキャバクラ失敗談ですね。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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