ブックキュレーターシニフィアン株式会社共同代表 朝倉祐介
「ファイナンス思考」を実践する
拙著『ファイナンス思考』では、会社の成長のためにファイナンス的な発想が重要であることを訴えていますが、経営は理論よりも実践こそが難しいもの。企業の価値向上をいかに実現するかのヒントになる、成功事例・失敗事例を取り上げた書籍を選びました。
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売上や利益といったPL指標の最大化ではなく、会社の価値を向上することの重要性を訴えた拙著。ファイナンスを、1.外部からの資金調達、2.事業からの資金創出、3.資産の最適配分、4.ステークホルダー・コミュニケーションという4点に整理して説明しています。
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海外M&Aなど、全社レベルでファイナンスを駆使した取り組みが際立つリクルートですが、現場ではどのように事業を立ち上げているのか、『ホットペッパー』の軌跡を通じて知ることができます。こうした現場力あってこその思い切った事業投資なのでしょう。
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株価が最高値の20分の1まで低迷した時期に社長就任した鈴木氏は、商品数や工場数の削減に大ナタを振るって会社の変革に取り組んでいます。一見「暴走」にも見える奮闘の軌跡から、なすべきことを実践するために必要な理屈とは異なる凄みを感じる一冊。
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「私はビジネスマンだからより良い投資家であり、投資家だからより良いビジネスマンでもある」とはバフェット自身の言葉。「史上最高の投資家」の軌跡を辿ることは、事業に取り組むビジネスパーソンの判断にとっても参考になるはずです。
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会社の成功は経営者次第。企業の成功を計る指標を株価年間リターン率としたうえで、「CEOの最も重要な仕事は資産配分」と捉え、隠れた「破天荒な経営者たち」がどのようにして桁外れの成長を導いたのかを解説。通説とは異なる名経営者像が読み取れます。
ブックキュレーター
シニフィアン株式会社共同代表 朝倉祐介競馬騎手養成学校、競走馬の育成業務を経て東京大学法学部を卒業、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。大学在学中に設立したスタートアップに復帰し、ミクシィ売却に伴い同社に入社後、代表に就任。業績回復を機に退任し、スタンフォード大学客員研究員等を経て、2017年より現職。政策研究大学院大学客員研究員。
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