ブックキュレーターhonto編集員
大人女子が改めて読みたい!「乙女」の気分に浸れる本
女性はいくつになっても可愛いものが大好き!可愛いだけでなく、繊細で弱いもの、少し寂しいものにも愛おしさを感じてしまいます。美しいものに憧れるセンチメンタルな「乙女」の気分は、女性なら誰もが持っているもの。大人女子だからこそ、本を読むことで乙女の気分に浸ってみてはいかがでしょう。
- 8
- お気に入り
- 1569
- 閲覧数
-
七つの蕾 新装版
松田 瓊子(著)
23歳で夭折した著者・松田瓊子が19歳の時に書いた処女小説です。挿絵や装丁がたいへん美しく、本好きも大満足でしょう。7人の少年少女を花の蕾に例えた物語で、子どもらしい純粋な気持ちから青春時代まで綴られています。少年少女の可憐さと友愛が素晴らしく、皇后美智子さまの愛読書としても有名です。
-
エプロンおじさん 日本初の男性料理研究家牧野哲大の味
高原 たま(編著)
分類としてはレシピ本なのかもしれませんが、豊富な写真と著者のユーモアあふれるかわいらしいコラムが絶品です。日本初の男性料理研究家で「エプロンおじさん」こと牧野哲大の、料理や日々の生活に対する愛が詰まっています。食べるだけでなく美しさや可憐さを追求するその姿勢は、女性よりも女性らしく感じてしまうでしょう。
-
乙女の港 少女の友コレクション
川端 康成(著) , 中原 淳一(画)
昭和の女学生に熱狂的に支持された伝説の雑誌「少女の友」に連載されていた少女小説です。この小説が文豪・川端康成の著作であるというギャップにも驚きです。2人の上級生に愛されて揺れ動く主人公の恋心は、「初恋の甘酸っぱさ」を思い出させてくれるでしょう。時代背景やシチュエーションもたいへん美しい小説です。
-
女性ならときめかずにはいられない少女漫画雑誌のふろく。本書はあの「りぼん」創刊から60年分のふろくすべてを、ありとあらゆる角度から分析した夢のような書籍です。一条ゆかり、吉住渉、水野英子といった歴代の連載漫画家のインタビューもあり、少女漫画への懐かしさとトキメキを思う存分味わえるでしょう。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です