ブックキュレーターイラストレーター・アートディレクター 原あいみ
子供に読み聞かせをしていて「自分」がおもしろい絵本
絵本の読み聞かせが好きです。学生時代、演劇部だった自分は、声を出して文章を読むという行為自体が、結構楽しみでもあります。寝る前にもう一冊もう一冊と絵本をせがむ娘に、どうせ読むのなら自分も読んでいて楽しい絵本をチョイスしたい!読み聞かせが好きな人にぜひ読んでもらいたい絵本を選びました。
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おちゃのじかん
土橋 とし子(著)
世界の「お茶の時間」を紹介していく絵本。茶道具やお菓子も一緒に紹介され、大人にも発見があります。全編関西弁なのが、読んでいてとても心地よい一冊です。関西出身者ではありませんが、一応10年間関西に住んでいたので、一生懸命思い出しながら、エセ関西弁で読んでいます。
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わっしょい わっしょい ぶんぶんぶん
かこ さとし(作・絵)
アクマに楽器をとられてしまった、あるお国の人々のお話。大好きだった音楽を奪われ、一度は皆意気消沈するのですが、自らが歌えばいいんだと気付き、全員で大合唱していく様子は、まるで壮大なミュージカルのクライマックスシーンのよう!!大舞台に立った気分で読み聞かせています。
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まゆとおに
富安 陽子(文) , 降矢 なな(絵)
やまんばの娘まゆと、まゆを食べてやろうと思っているおにとの掛け合いがなんとも面白い一冊です。娘もこんな女の子に育って欲しいな!と思わせる、何事にも動じないまゆのかっこよさと、純粋なやさしさが素敵です。まゆとおにの演じ分けを楽しんで読んでいます。
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やだもんやだもんにこちゃんやー
原 あいみ(え) , ケロポンズ(ぶん)
おふろに入りたくないにこちゃんと、追いかけ回すママとパパのお話。リズミカルな言葉の繰り返しがとっても愉快です。ママ役とにこちゃん役に別れて、子供と一緒に交互で読めるのが楽しく、最後の「それ〜〜!」で息を合わせるのが我が家では娘のお気に入りです。
ブックキュレーター
イラストレーター・アートディレクター 原あいみ1976年名古屋生まれ。神戸大学卒業。(株)京田クリエーション勤務。難しいことをわかりやすくマンガで伝えることが得意で、ママへの想いをマンガで伝える「BtoMメッセンジャー」としても活動中。企業や商品のイメージキャラクターも数多く手がける。絵本「おにのこにこちゃん」シリーズは、2歳だったころのわが子をモデルに、リアルで愛くるしい子どもの姿を描いている。
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