ブックキュレーターhonto編集員
きっと宝物になる一冊が見つかる。はじめての韓国文学
続々と新刊が発表され、注目を集めている韓国文学。そこで、興味はあるけれど何から読もうか迷っている方にオススメの小説を集めました。趣向やスタイルはさまざまですが、共通するのは時代の流れや多数派から外れた人たちへの想像力と、人生や社会の困難に向き合う力強さ。何度でも読み返したい、宝物になる一冊が見つかるはずです。
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- 2001
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50人以上の人物が主人公として、また、ときに脇役として登場する50編の短編が収録されています。描かれているのは、普通の人々の日常に訪れる出会いや別れ、仕事や恋愛、事故や事件、そして死。無縁にみえる人々の人生が実はゆるやかにつながっていて、知らずに支え合うこともある。その不思議と奇跡に胸を打たれます。
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どきどき僕の人生
キム エラン(著) , きむ ふな(訳)
幼いときに早老症をわずらい、17歳でありながら身体年齢は80歳のハン・アルム。若さを知らないまま死を目前にした彼は、人生の意味を探るように、17歳で自分を生んだ両親の若き日の物語を書き続けます。幸福や孤独を問う、詩的で、ときにユーモラスなアルムの言葉が、読む者の心に静かな波紋を広げてゆきます。
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ピンポン
パク・ミンギュ(著) , 斎藤真理子(訳)
いつも「ぼっち」の僕と無口なモアイ。いじめられっ子の中学生男子2人が、ひょんなことから卓球を始めます。すると毎日はラリーのようにめまぐるしく急展開。イカれた男によるキテレツな特訓が始まったり、空から巨大なピンポン玉が落ちてきたり。やがて2人は、自分たちをのけものにしてきた人類との試合に挑みます。
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あまりにも真昼の恋愛
キム グミ(著) , すんみ(訳)
降格して落ち込むサラリーマンが真昼の劇場でかつての恋人と再会する表題作をはじめ、9つの作品を収めた短編集です。登場するのは、肉親やペット、誇りなど、生きるうえで大切なものを失ってしまった人たち。ままならない毎日を、それでも微かな希望を見いだし、自分らしく歩んでいこうともがく姿が深く心に刻まれます。
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