ブックキュレーター本のフェス実行委員 ソッソ
「本屋さん」ってすごく「使える!」んです。
街の本屋さんに行ったりすると「読む本探さなきゃ」ってなりません?またはそんな強迫観念に囚われてたりしません?そう思うと最後、足が遠のきますよね。実は本屋さんは「使う」ところなんです。これWEB書店も同じ。自分がしたいこと、自分が見つけたいこと、を「探せる場」が「本屋さん」で、そこで見つけた「本」で自分のしたいことを実現するんです。言い換えれば「本」は「道具」ですね。私の有効な「本」=「道具」を5冊ご紹介いたします。
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なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか
嶋 浩一郎(著)
「人生の楽しいこと探しに使える!」
情報と情報を組み合わせる「クリエイティブジャンプ」という手法を説明してくれていて、この方法には、本屋さんの棚を「覗くこと」、いろんな棚を「旅すること」で化学反応が起こる過程を説明してくれてます。変化が必要な時代に「自分が変わるきっかけ」をつくってくれるこの本。これで本屋の覗き方「がぜん楽しく」なりますよ。何せ自分を変えられるんですから。 -
「真理の探究に使える!」
東大の生協書店で働いていた筆者が、棚づくり、売り場づくりから見えた東大生の本の選び方を伝授。まったく違うそうですよ、ふつうの本屋さんと品ぞろえや売れる本が。また、「おやつを買う」かのように本を買うんですって。そこから見える選ぶべき本の出会い方!これを知ってもっともっと深く知りたいことに触れましょうよ! -
「人間関係の悩みに使える!」
この本を知ったきっかけは、テレビで取り上げられ、私の妻が「ほしい」と言ったこと。「10代の若者向けでしょ!」って言いながら買って渡したところ妻がどんどん読んで「ママ友づきあいの悩みに、一刀両断だわ」とかって言ってスッキリしてたんです、顔色が。もう作者はこの世にいませんが、スマホが出始めるころに書かれた「付き合い方の距離」の考え方は当時も今も、世代もジェンダーも超える、「本当の薬」のような本です。ちゃんと知るには「本」が必要なんです。 -
えんとつ町のプペル
にしの あきひろ(著)
「プレゼントに使える!」
この絵本は以前に「全ページ無料公開」され、数多くのひとに「中身を確認されてから」販売部数を伸ばした、稀な絵本です。中身をじっくり閲覧され、それでも「欲しい!」と思われた実績のある絵本。昔からある「長く読み継がれた絵本」でなく、最近の作者がいろんな努力を重ね発表した「最近の絵本」。これは間違いありません。
ブックキュレーター
本のフェス実行委員 ソッソ印刷会社勤務の社員。ここ数年、DNPプラザ(市ヶ谷)で開催している出版関連セミナーを企画、運営してます。実は読書が苦手でした。でもちょっとしたきっかけだったんです。本に触れるようになったのは。本屋で、電子書店で、いろんな本・雑誌に触れると広がったんです、自分の世界が。それに伴って、いろんな人ともつながりが広がりました。この感覚を伝えねば、とブックツリーに参加。https://honnofes.com/
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