ブックキュレーター本のフェス実行委員 栗原孝夫
読んでスポーツの世界に出会う。
やったことのないスポーツを「読む」ことで追体験し、少しかじったことがあるスポーツであれば、妙に共感できたり、とことん極めたスポーツなら、批評もできる。スポーツをやるわけではなく、観るわけでもなく、読んで楽しみましょう。サッカー、陸上、野球、柔道、スポーツ評論の五冊で「読むスポーツ」を。
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この本が出たころに、もしサッカー本大賞があったら受賞していたに違いありません。2001年、代表クラスでも海外に渡る選手は多くない時代に、無名の高校生が単身スペインに渡りプレーする青春サッカー小説です。試合の描写が秀逸で、ほんとに自分がプレーしてるかのように引き込まれます。
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新二の兄は高校サッカーでは有名人でジュビロ磐田に入団。新二は高校に入学しサッカーから陸上に転向。幼馴染みのスプリンターと4×100mリレー、4kに取り組んでいく。リオ五輪で日本チームが銀メダル取った時の感動も、この小説を読んでるのと読んでないのとのでは違いがあったのではと思います。
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開成高校といえば、毎年多数の東大合格者を出す「超」のつく進学校。その開成高校の野球部のノンフィクションです。練習は週に1回、それでも東東京大会でベスト16になったことがある、弱くても勝つ方法論。部員のキャラの面白さと、それぞれの野球論だったり、練習法だったりと、根性ものでない高校野球を楽しめます。
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スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護
蓮実 重彦(著)
元東大総長蓮實重彦さんの書いた初めてのスポーツ評論。蓮實さんと言えば2016年三島由紀夫賞を『伯爵夫人』で受賞されたのは記憶に新しいですが、この本は2004年に刊行。サッカーで言えば、2002日韓共催のW杯後のジーコジャパンの頃で、ドイツW杯に向けたアジア予選の不甲斐なさについても論じられてます。
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ブックキュレーター
本のフェス実行委員 栗原孝夫普段は、出版物のプロモーションの仕事をしています。だからと言って、ものすごく本を読んでいるわけではありません。今回、5冊選ぶのだって苦労しました。本のフェスの「こころざし」も、普段そんなに本を読んでない人にも、「たまには読んでみるか」って思えるような、きっかけや出会いをお届けすることです。「本のフェス」でお会いしましょう。https://honnofes.com/
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