ブックキュレーターhonto編集員
今、もっとも求められている能力。未来の予見、そのために読んでおきたい本
移り変わりの激しい現代社会で、未来を見通す力は重要なものです。混迷をきわめる世界情勢のなかにあって、不思議に思えるほどそれらを手にしている人々がいます。彼らは世界をどのように捉えているのでしょうか。現状を的確に捉え、来るべき世界の潮流を予見できるような人の思考を手に入れてみましょう。
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世界を変えたといってもいい、名立たるネット企業を次々と立ち上げた投資家ピーター・ティールの初の評伝。究極の自由主義者といってもいい彼が、どんな思考のもとでビジネスに臨んできたのか。そしてなお最前線にいる彼が、未来をどう考えているのかを知ることができる本です。
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人間がホモ・サピエンス(賢い人)から、テクノロジーの進化によってホモ・デウス(神の人)へと進化するという衝撃的な未来予測を示す話題の書。現代の我々の世界を形づくっている価値観が崩壊する、とまで言い放つその根拠とはなんなのか?積み上げられていく思考の過程は一読の価値があります。
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第二次世界大戦直前のスペイン、ポピュリズムの台頭下で書かれた哲学的エッセイ。近代社会に適合するために大量生み出された「大衆」の存在と、その行動原理の危うさを暴き出した名著です。現代においても大衆が世界の中心であることは間違いなく、本書の先見性は未来を考える上で見逃すことはできません。
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武器としての決断思考
瀧本 哲史(著)
人の未来とは、ある意味では日々繰り返される決断が形作るといえます。コントロールできるのは一部にすぎないにしても、自分の意思をおざなりにしたままでは無意識のうちに誰かに支配され、人生に不満を抱えることになってしまうでしょう。この本では、未来をハンドリングするための意思決定法を学ぶことができます。
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未来を予測するには今の時代に起きていることを観察し、その奥にどんな思考が流れているのか理解することが不可欠です。本書は「新実在論」で脚光を浴びるドイツ人哲学者マルクス・ガブリエルの訪日時の言行録。外からの視点で日本を捉えた言葉は、来るべき未来を予測するための指標の一つになるかもしれません。
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