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文章から音があふれ出る!?音楽が聴こえてくる物語
本は読むもの。音楽は聴くもの。まるで違った形で楽しむものであるにも関わらず、音楽を主題とした本はたくさんあります。流麗な楽器の音色、バルトークやラフマニノフといった作曲家たちの曲調、演奏家の思いやその音楽。文字を読んでいるにも関わらず、本当に音楽を聴いている気持ちにさせてくれる。そんな素敵な物語を紹介します。
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三部作の第1巻で、津島サトルを主人公にした物語です。憧れの芸大の受験には失敗するも、仕方なく通い始めた音大で同級生たちと友情を育み、恋をし、音楽を通してぶつかり合いながら、人として大きく成長していきます。主人公がニーチェを愛することもあり、クラシック音楽好きな読者のみならず、哲学好きな人にもオススメです。
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ピアニスト・岬洋介が探偵役となる推理小説の第2弾。密室からストラディヴァリウスのチェロが忽然と消えるところから話は始まります。ミステリーでありながら表題のラフマニノフが作品全体に大きな影を落としていて、その描写力は圧巻のひと言。音大の学生たちの過酷な現実と、それに立ち向かう姿勢も本シリーズの魅力の一つです。
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