ブックキュレーターhonto編集員
ついに真相が明らかに?日本を震撼させた事件に迫る出色のノンフィクション
いつの世も罪のない人間が犠牲となる不幸な事件が後を絶ちません。特にテレビや新聞でさかんに報じられた事件は、各々の脳裏に深く刻まれていることでしょう。ここでは日本の犯罪史に名を残す事件の真相を追ったノンフィクションをセレクトしました。かつて社会をにぎわせた事件の真相が、これらの本で明らかになるかもしれません。
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戦後間もない頃、国鉄の初代総裁が行方不明になり死体となって発見された「下山事件」。戦後史最大のミステリーと呼ばれる事件です。本書では日本の統治政策を行ったGHQとその内部機関につながりの深い、一企業との関係が掘り下げられています。戦後の闇に葬られた事件の真相を本書で目撃してください。
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津山三十人殺し 日本犯罪史上空前の惨劇
筑波 昭(著)
横溝正史『八つ墓村』のモデルとなった「津山事件」。のどかな山村で起こった惨劇は、どのような人物によって引き起されたのか。犯人の生い立ちや村での生活、警察の報告書をもとに、日本犯罪史上に残る凶悪事件の真相と犯人の実像に迫ります。事件の背景には、当時の村社会の風習や人間関係のもつれがあったのです。
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闇に消えた怪人 グリコ・森永事件の真相
一橋 文哉(著)
1980年代に起きた「グリコ・森永事件」は、社会に大きな衝撃を与えました。犯人グループが企業やマスコミに送りつけた脅迫状や挑戦状、また一連の犯行の手口から「劇場犯罪」とも呼ばれました。未だ語り継がれる事件を10年以上にわたって取材してきたジャーナリストが、事件の全貌に迫る傑作ノンフィクションです。
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北関東の10キロ圏内で相次いで幼女が失踪した「北関東連続幼女誘拐殺人事件」。テレビ局の記者である著者は、狭い地域で立て続けに起きた事件を同一犯による犯行だと見なします。丹念な取材と被害者の悲しみを胸に秘め事件の真相と司法の闇を暴く、渾身の一冊です。著者の怒りの声が全編から伝わってきます。
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