芸術家の感性で新しい扉が開く!?セリフが印象的なアーティスト系コミック

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成績優秀で遊びも充実しているけれど、楽しくても「これは俺の感動じゃない」と気づいてしまった八虎。ある美術部員の絵に魅せられ、拙いながらも自分の心のうちを絵で表現する喜びに目覚めた彼は、心機一転、美大を目指す決意をします。八虎や顧問の先生をはじめとした個性的な面々の放つ深いセリフに唸らせられるコミックです。

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森に捨てられ、壊れているはずのピアノを唯一弾くことができる少年・海。ピアニストを目指す転入生・修平は、森のピアノを感性だけでのびのびと弾く海の姿に衝撃を受けます。小さな出会いが連鎖して幾人もの運命を大きく動かしていく、ピアニストたちの物語。演奏に感嘆するピアニストたちの言葉が独創的で、圧倒されます。

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美大生活を送る竹本は、ある日、小さな女の子・はぐみと出会い恋に落ちます。か弱そうな外見ながら、芸術のかたまりのように創造力にあふれるはぐみ。この竹本とはぐみを中心に描かれる、美大生たちの悩めるキャンパスライフが描かれたコミックです。読み手の深層心理を突くセリフやモノローグが多く、読後、自分を見つめ直すことになるでしょう。

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階段から落ちる際にカメラを守り、代わりに手首を骨折してしまったカメラマンの春次。担当医・睦は同い年だからとタメ口かつ無遠慮で腹が立ったはずなのに、なぜか春次の方から積極的になり、交流は続いていきます。淡々と描かれる日常のなかで、写真家らしい春次のセリフにモノの見方を再認識させられる一冊です。

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仕事をたびたび逃げ出してしまうアニメーターの岸くん、彼の職場のできる上司・千代ちゃん、そしてその同棲相手のバンドマン・たまき。彼らを中心にして紡ぎ出される、王道青春からはちょっと外れた群像劇です。岸くんから見るといかにも成功者然としているたまきの率直なひと言が、世の中の真理を突いています。