ブックキュレーターhonto編集員
今だからこそ理解できる。大人にこそ読んでほしい絵本
子どもを引きつけてやまない絵本ですが、その美しいイラストや不思議な物語にはいくつになっても心動かされるものがあります。子どもの頃に理解できなかった世界が、大人になったからこそわかることもあるでしょう。そんな大人だからこそ、その魅力を存分に堪能できる絵本をピックアップしました。
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ちいさなちいさな王様
アクセル・ハッケ , ミヒャエル・ゾーヴァ , 那須田淳 , 木本栄
ある日、内気なサラリーマンの「僕」のもとに親指ほどの大きさの「ちいさな王様」が現れます。王様は人間とは逆に、生まれた時は大きいのですが、年を取るにつれて体は小さく、想像力が豊かになっていく世界に住んでいます。子どもの頃に想像したこと、楽しかったことを思い出させてくれる、心温まる絵本です。
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ダム この美しいすべてのものたちへ
デイヴィッド・アーモンド(文) , レーヴィ・ピンフォールド(絵) , 久山 太市(訳)
ダムの建設に伴い、小さな一つの谷が水の底に沈むことになりました。父親と娘はバイオリンを手に歩き回り、ダムに沈む前の土地を音楽で満たしていきます。バイオリンの音色によってよみがえる美しく楽しい記憶は、ダムが建設された後も引き継がれていきます。『肩甲骨は翼のなごり』で知られるデイヴィッド・アーモンドの美しい絵本です。
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ボンバストゥス博士の世にも不思議な植物図鑑
イバン・バレネチェア(作) , 宇野 和美(訳)
この植物図鑑に載っている花や木は何もかもがヘンテコなものばかり。釣り竿タケや迷路ヒバ、馬車かぼちゃなど、決して自然にはなかったはずのあれやこれやがすべて植物として登場し、ボンバストゥス博士のまことしやかな説明と美しいイラストとともに、奇妙でくすりと笑える世界を繰り広げます。
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セミ
ショーン・タン(著) , 岸本佐知子(訳)
17年間、会社で人間に蔑まれながらセミは働き、定年を迎えると追い出されるようにして会社を辞めます。家もお金もなく、絶望的な状況に陥ったセミはビルの屋上から飛び立ちます。会社で働く大人たちにこそ読んでほしい、静かでどこか不気味な絵本です。著者は『アライバル』で知られるショーン・タン。
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夢にめざめる世界
ロブ・ゴンサルヴェス(作) , 金原 瑞人(訳)
「その世界では」の言葉で始まるそれぞれのページでは、リアルな美しさと不思議なずれを持つ美麗なだまし絵の世界が繰り広げられます。本はいつの間にか違う世界へ繋がる窓や扉に、星空と白いカーテンはいつの間にか躍る男女に、と想像力を刺激されるイラストばかり。絵だけでなく、文章の美しさも味わってほしい絵本です。
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