ブックキュレーターhonto編集員
データ分析の必要性や実証方法を一から教えてくれる本
ビックデータ時代到来と言われて久しい現代。そこで集められたデータを用いて何を見せるのか、他人は何を見せてくるのか。そして、それらは適切なのか。こうしたデータリテラシーは、誰しもが得なくてはならない知識と言えます。これから紹介する本を読めば改めてデータ分析が必要だと気づかされ、妥当な方法で自ら行えるようにもなります。
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広告・ニュースの数字のカラクリがわかる統計学
涌井良幸(著)
日常生活で見るテレビや新聞、インターネットなどの広告やニュースにある統計情報を、統計学的に正しく分析する目を養うことができる本です。読者は、興味を引くさまざまな事例を通じて読み進めることで、日々接しているデータに対して適切な向き合い方を知ることができるようになります。
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本書では、データ分析の常識として、因果関係と相関関係の混同や、ミスリードをしてしまう人間のバイアスの危険性を繰り返し言及しています。この2点がわかっているだけで、恣意的な結論を導いている「通説」に騙される危険性を回避することができます。また、政策などの事例を扱っているので、政治に興味がある方にもオススメです。
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データはウソをつく 科学的な社会調査の方法
谷岡 一郎(著)
データを恣意的に用いた事例を挙げるのみの類書と異なり、適切にデータ分析する方法を読者に示してくれるのが本書です。また、質問票の作り方や社会科学における「事実」の認定方法など、具体的な方法論から調査の前提まで目配せして言及する丁寧さがあります。そのため、調査を自分で行う際の良き入門書となります。
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本のタイトルの通り、ランダム化比較試験、RDデザイン、パネル・データ分析など、因果関係に迫るためのデータ分析手法が紹介されています。数式ではなく、具体例とビジュアルを用いた説明がなされているためとてもわかりやすいです。ビジネスでも、政策分析でも活かせる思考法が得られます。
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計量経済学の第一歩 実証分析のススメ
田中 隆一(著)
実際にデータ分析をしてみたい人にオススメの本です。なぜなら、公式ホームページにあるデータを使って、本書で取り上げている分析手法を練習できるから。その解説は本書にあり、丁寧でわかりやすく、独学を強力にサポートしてくれます。本とホームページを併用して実証分析に通じられる良書といえるでしょう。
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