ブックキュレーターhonto編集員
なぜそこまでして踊るのか?優雅で熱いバレエの世界を描いた物語
バレエには優雅で華やかなイメージがあります。しかし実際は、優雅なのは舞台だけといってもよい過酷な世界が広がっています。激しい競争のなかでつねに闘っているダンサーであふれた、意外と熱い世界でもあるバレエ界。そんな一面が垣間見えつつもバレエの芸術性も感じ取れる、そんな小説やコミックを紹介します。
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バレエに憧れていた男子中学生がとある女子と出会うことで本格的にバレエを始め、頭角を現していく様が描かれたコミックです。主人公のバレエにかける情熱が伝わってきて鳥肌が立つような場面がいくつもあり、バレエに抱いていた華やかなイメージが一変するでしょう。バレエや恋に悩む主人公は等身大の男子中学生で親しみが持てます。
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眠りの森
東野 圭吾(著)
バレエ団のプリマが殺人事件を起こしてしまいます。その事件を青年刑事が追ううちに、彼はあるバレリーナに恋心を抱き・・・。殺人事件を紐解きつつ、バレエ界の閉鎖的な環境のなかでもがくダンサーたちの厳しい体重管理など、ストイックな姿をも知ることができる小説です。
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前衛的なバレエでパリに衝撃を与えたバレエ団「バレエ・リュス」。その設立者であり、才能を見抜くことに長けていたディアギレフと天才ダンサーのニジンスキー、彼らの恋愛関係が描かれます。ニジンスキーの芸術に向き合う姿勢と周囲のギャップが彼を追いつめていく姿は切ないですが、20世紀前半のバレエ界の雰囲気がわかるコミックです。
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