ブックキュレーターミニマリストしぶ
ミニマルに働き、ミニマルに生きるための5冊
大量生産・大量消費が良しとされ、長時間労働・高所得を目指す時代から一転、AIによる無人化やベーシックインカムの予兆で「働かなくてもいい未来」が見え隠れする現代。令和を生きる僕たちは「どれだけ少ない労働時間で、いかに効率よく稼ぐか」「稼いだお金を無駄なく使い、自由な時間をいかに最大化するか」を追求することが求められているよう。ミニマルに働き、ミニマルに生きるための5冊を選びました。
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年収９０万円でハッピーライフ
大原扁理（著）
そもそもお金ってたくさん必要だっけ？正社員でフルタイム労働する必要あるっけ？なんで長時間労働でストレス溜めてるんだろう？シンプルに「そうか、こんな生き方もアリなんだ」と気づかされた本。低所得者の税金問題というコアな話から、物件の選び方、1週間の献立まで、「衣食住」にまつわるリアルな事情を垣間見れます。
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少ない労働時間にできたとして、本当に生活できるのか？どれだけのお金が必要なのか？「人生100年時代」と叫ばれるご時世。ミニマルに働いて、ミニマルに生きるには「お金の不安」と向き合うことが不可欠。ライフネット生命の出口会長が、マネー本初心者の20代に向けて書いたお金の指南書です。
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より少なく、しかしより良く。問題の多くは「あれもこれも」と中途半端に手を出して、逆に何もできていない・・・いわゆる「何でも屋さん」を目指してしまうこと。イエスと言えばどれだけの時間と労力を失うのか？自分が手をつけるべき仕事は何か？ノイズだらけで情報過多な現代に、大事なことを見極め、フォーカスする技術を教えてくれる一冊。
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社員ゼロ！会社は「１人」で経営しなさい
山本憲明（著）
「会社を大きく成長させよう」だとか目指さずとも、自分1人もしくは家族のぶんだけ稼げたら、それで十分だよねと。経営者じゃなくても読むべき一冊で、ミニマルに働くチップスが詰まっていました。ネットの普及で「個人で稼ぐ」Youtuberが登場したりだとか、1人で仕事を作るハードルが低くなった今、会社員をしつつも副業で1人ビジネス・・・なんて話も身近ですので。
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結局のところ、いかに稼いだお金を「自分の幸せ」にフル投資できるかが問題。僕はサウナの入浴料や、人にご馳走することにお金を回してる時が幸福度高いよなーと自覚していますが、「何にお金を使うとハッピー」は早めに知っておきたいですね。お金の使い方が下手っぴで無駄だらけじゃ、どれだけ稼いでも青天井。幸せから遠回りな人生を余儀なくされるので。
ブックキュレーター
ミニマリストしぶ少ない持ち物で生活するミニマリスト及びミニマリズムの専門家。株式会社Minimalist代表取締役。福岡県北九州市出身。活動はブログ・YouTube・出版・講演・商品開発など多岐にわたる。2018年に出版した初の著書『手ぶらで生きる』は海外2カ国で翻訳された。
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