ブックキュレーターhonto編集員
「私の街、このままじゃヤバイかも」と思ったときに読む本
自分が住んでいる街が徐々に元気を失ってきていると感じることはありませんか?高齢化&少子化、それに伴う空き家問題など、日本の未来は決してバラ色ではありません。国レベルになると手に負えないけど、せめて自分の街を元気にしたい!そう思ったら、まちづくりの先輩たちの本を手に取ってみてください。すぐに始められることがきっとあります。
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グランドレベルとは、パブリックである道路と地続きである建物の1階のこと。グランドレベルが活性化すると街はおもしろく元気になるのです。この本は、まちづくりのパイオニアとして活躍する著者がパーソナル屋台を作って街に出るまでの記録。ほどよい「公共」を探し、街の人たちとわくわくを共有するためのアイデアが満載です。
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建築家の著者が、故郷の北九州・小倉と、現在住んでいる東京都豊島区で実践してきたまちづくりの記録です。ちなみに豊島区は東京23区内で唯一の「消滅可能性都市」。今までにはない発想による建物の使い方、そこでの働き方や暮らし方を実践して居心地の良い暮らしを手に入れる。それが「リノベーションまちづくり」です。
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地産地消のレストランのオープン、地元食材を扱うネットショップの開設、「0円起業」制度の確立など、島根県邑南町という過疎が進む町を「食」と「農」で蘇らせたスーパー公務員の物語です。著者はNHKのTV番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』への出演で大注目を浴びた人ですが、その行動力には心底驚かされます。
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田舎で一人自営業をしていた母親から「店を畳みたい」と東京に住む主人公のところに電話が入る。そんなエピソードから始まる小説を読み進めていくうちに、地域再生の心構えや全国各地の「未経験者」400人が実践したノウハウが身につきます。著者は国の地域再生プロジェクトなどにも関わってきたエキスパートです。
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ローカルメディアのつくりかた 人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通
影山 裕樹(著)
ネット全盛の時代でも、地域の情報発信に関してはフリーペーパーや雑誌など、手にとって読めるもののほうがストレートに読み手に届く、と著者。本書で紹介されるローカルメディアは、自己実現のツールというより「地域の人と人がつながるためのメディア」という側面が強く、街を元気にすることにひと役買っています。
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