ブックキュレーター科学道100冊委員会
科学道100冊<科学する女性>
女性が学ぶことが難しかった時代から、知りたい気持ちにまっすぐに向き合い研究に没頭した女性科学者たちがいた。
情熱的な生きざまに憧れる5冊。
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キュリー夫人だけじゃない!科学や技術、工学、数学の分野で活躍しながらも歴史の陰に隠れがちだった女性科学者。世界を変えた古今東西の女性たちの夢と冒険に満ちた足跡を追う。
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すべてのいのちが愛おしい 生命科学者から孫へのメッセージ
柳澤 桂子(著)
生命科学者のおばあちゃんから孫の里菜ちゃんに届いた50通の手紙。誰に教わることもなくチョウの幼虫は脱皮し、ウミガメは生まれた場所に戻ってくる。いのちと自然の不思議へ、驚嘆する感性をひらいてくれる。
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ラボ・ガール 植物と研究を愛した女性科学者の物語
ホープ・ヤーレン(著) , 小坂 恵理(訳)
植物に魅せられた少女、ホープ・ヤーレンが研究者を志し、自分の理想のラボを築き上げる様子を描いた自伝的物語。男性中心の学問界での苦労、信頼できる仲間との友情、出産の喜びが、四季の木々への眼差しととも鮮やかに描かれる。
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ロケットガールの誕生 コンピューターになった女性たち
ナタリア・ホルト(著) , 秋山 文野(訳)
1940年代に始まるアメリカの宇宙開発の裏には、数学に秀でた女性たちがいた。「コンピューター」と呼ばれた彼女たちは、ロケットを設計し初のミサイルの打ち上げに貢献した、エンジニアの先駆けだった。インタビューで蘇る、宇宙にかけた情熱の日々。
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ヒトゲノムを構成する約32億文字から、たった一字の誤りを探し出し修正する技術、CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)。著者のダウドナ博士は自分の開発した技術が病の治療に限らず、遺伝子操作技術として広がっていく様におののく。臨場感溢れる生命倫理の「いま」。
ブックキュレーター
科学道100冊委員会「科学道100冊」は書籍を通じて科学の魅力を伝えるプロジェクトです。日本で唯一の自然科学の総合研究所である理化学研究所(通称:理研)と、本の可能性を追求する編集工学研究所がタッグを組み、科学の良書ラインナップをお届けします。ブックツリーでは「キーブック」をご紹介しますが、公式サイト(http://kagakudo100.jp/)では100冊すべてをご覧いただけます。
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