ブックキュレーター小説家 唯川恵
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女友達に贈りたい本。
いくら能力があっても「女ごときに」と、ばっさり切り捨てられる時代が確かにあった。そんな中、果敢に挑み、苦悩しつつも努力を重ね、ガラスの天井を打ち破って、確固たるポジションを築いた七人の女性たちを描いたノンフィクション作品。厄介なのは男性ばかりでなく同性の女性の場合も多い。女同士の連帯の難しさも考えさせられる。逞しい先達たちの存在に圧倒され、快哉を叫ぶ一冊。 -
子供たちに贈りたい本。
過去、現在、未来。科学、歴史、哲学、宗教感。永遠と孤独。生きること死ぬこと。すべてが詰まった作品。これからAIと共に生きる時代に突入する子供たちに、特にお勧めしたいのはロボット・ロビタの存在。彼らの選択は何度読んでも泣ける。もちろん子供たちだけでなく、大人の方々にも読んでもらいたい。私にとって常に本棚の主役の作品。まぎれもない永遠の名作。ぜひ読んで欲しい。 -
パートナーに贈りたい本。
最近、一時のウイスキー離れが嘘のように、好む人が増えている。若い頃、無茶を承知で、いや無茶が格好良く見えて、ウイスキーをがぶ呑みした方もいるだろう。さすがに大人になった今、香り、熟成感、ボディ、バランスなど、じっくり味わいたい。本書を読むと、改めてウイスキーの奥深さに魅了される。お酒は酔うものではなく、味わうものと知る一冊。 -
飼っていた犬が死んでから、テラスに猫がたくさん現れるようになりました。みんな野良というより森に暮らす野生の猫で、決して懐いてはくれませんが、彼らの愛らしい仕草、躍動感、くるくる変わる表情を眺めるうちに、すっかり魅了されてしまいました。同時に、喪失感に毎日ぼんやり過ごしていた私は救われたような気がします。感謝の気持ちも込めて書かせてもらった短編集です。
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ブックキュレーター
小説家 唯川恵1955年石川県金沢市生まれ。84年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー。2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を、08年『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞を受賞。『手のひらの砂漠』『啼かない鳥は空に溺れる』『淳子のてっぺん』など著書多数。
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