ブックキュレーター花まる学習会 平沼純
喪失から再生・・・そして新たな出会いへ
「別れはつらく淋しいが、充分な体験を伴う別れは新たな出会いをもたらす」とは、心理学者の河合隼雄氏の言葉。大切にしてきたものやかけがえのない人との間に突如訪れる別れ。それは時に言葉にできない喪失感をもたらしますが、その気持ちと自分なりに向き合うことで新たな地平へと進むことができます。「喪失」と「再生」を描いた5つの物語。
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ソロモンの白いキツネ
ジャッキー・モリス(著) , 千葉茂樹(訳) , 木内達朗(イラスト)
シアトルに住む孤独な少年ソロモンは、ある日港に現れた一匹のホッキョクギツネと出会い、不思議な交流を重ねます。そんな中、キツネは罠にかかってしまい・・・。「ここは自分の居場所ではない」と感じる少年と、一匹のキツネの不思議な交感。その出会いが、やがて少年の家族の再生へとつながります。
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石を抱くエイリアン
濱野 京子(著)
1995年生まれで2011年に卒業を迎える中3の市子。「私の辞書に『希望』なんかない」と感じながらも個性豊かな友人達と過ごす、何気ない日常。そして3月11日がやってきて―。綺麗事だけでは片づけられない現実。それでも何とか生きていこうとあがき、もがく登場人物たちにきっと力をもらえる、絶望と希望の物語。
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幼い頃に孤児となった少女アンナは、療養のために訪れた海辺の村で不思議な少女マーニーと出会い、友情を深めていきます。村の人間の誰もが知らないマーニーの正体とは?謎が解かれたとき、静かな感動が広がります。現実を越えた存在による「たましい」の浄化が描かれた傑作ファンタジー。
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ブックキュレーター
花まる学習会 平沼純1982年生まれ。慶応義塾大学文学部卒、同大学院社会学研究科修士課程修了。花まるグループの受験部門であるスクールFCで、国語や公立中高一貫コース授業のほか、総合的な学習の時間である「合科授業」などを担当。多数の受験生を合格へ導くとともに、豊かな物語世界の楽しさ、奥深さを味わえる授業を展開し続けている。各種メディアで紹介された『子どもを本好きにする10の秘訣』(実務教育出版)のほか、書籍、雑誌・新聞記事などを多数執筆。読書をテーマにした講演会や連続講座も精力的に行い、本を読む楽しさ、物語を味わう大切さを訴え続けている。2016年よりほぼ毎月開催している連続講座「旅する読書」は、全国から参加者が集まる人気イベント。
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