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生きるってなんだろう?生命や人生の意味を教えてくれる絵本&童話
「なんのために生まれたの?」「死ぬってどういうこと?」生命や死、人生について考える時、子どもたちはもちろん、大人でもふと迷ってしまうことがあるでしょう。ここではそんな問いかけに答えをくれる、ハートフルな絵本や童話を集めました。生きることの意味を親子で一緒に考えるきっかけを与えてくれるはずです。
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ベントリー・ビーバーのものがたり
マージョリー・W・シャーマット(ぶん) , 掛川 恭子(やく) , リリアン・ホーバン(え)
湖のほとりに生まれたベントリー・ビーバーが、生まれてから生涯を終えるまでを描いた絵童話です。幼いころから慣れ親しんだ木をあつかう大工になり、幼馴染みの女の子と結婚し、幸せな家庭を築くベントリー・ビーバー。彼の温かい人生は、生きることの素晴らしさを教えてくれます。
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まいごのどんぐり
松成 真理子(作)
コウくんの誕生日ケーキに飾られていたどんぐり。いつも一緒に遊んでいたのに森の中で落としてしまい、どんぐりは迷子になってしまいます。それから長い年月が経ち・・・。どんぐりとコウくんの再会シーンは、子どもが大人になるまでの果てしない時間のつながりを描いた名場面です。生命の奇跡に涙がこぼれます。
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わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ(さく え) , 小川 仁央(やく)
年老いた賢いアナグマは皆に愛されていました。ある冬の日、アナグマは静かに亡くなり、仲間たちは悲しみます。しかし、アナグマが残してくれた知恵や思い出は、自分たちの中に生き続けていることに仲間たちは気づき、助け合いながら大切な人の死を受け入れていくのでした。やさしいメッセージに救われる絵本です。
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どんなかんじかなあ
中山 千夏(ぶん) , 和田 誠(え)
ぼくの友達は目が見えなかったり、耳が聞こえなかったりする。それってどんな感じ・・・?ハンディキャップを持つ友達に思いを馳せ、想像してみるひろくん。逆境のなかでも前向きに人生をとらえることと、他者への想像力の大切さを気づかせてくれます。そして思いがけないラストには、心をゆさぶられるはずです。
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花をうめる
新美 南吉(作) , 杉浦 範茂(絵)
新美南吉は、生死をテーマにした童話を多く残しており、収録作「川」もそのひとつです。ふざけて冷たい川で我慢比べをしたせいで、仲間の1人が病気になり、翌日から学校に来なくなります。主人公の少年は自分を責め、友達の死の恐怖にかられたまま日々を過ごすように・・・。命の輝きが美しい短編童話です。
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