ブックキュレーターhonto編集員
何もかも捨てて旅立ちたくなった時に読みたい!究極の旅に痺れる本
日常の閉塞感から抜け出し、すべてを捨てて知らない国を自由きままに旅したい。ガイドブックなんか持たずに、危険を顧みず未知の世界へ飛び出していきたい。たったひとりで・・・。そんな冒険への渇望感を満たしてくれる、規格外の「旅」がテーマのノンフィクションをピックアップしました。
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26歳の女性がバックパッカーとして、アジアや中東、アフリカを中心に2年間で47ヵ国を巡った紀行エッセイです。現地の人と密に過ごすのが彼女のスタイル。ガイドブックに書かれることのない各地の生々しい日常が良くも悪くもそのまま描かれ、一人旅の怖さも喜びも実感させてくれます。
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インドのデリーからロンドンまで、バスだけを使って旅をしようとすべてを投げ出して日本を飛び出した「僕」の物語です。紀行小説の形をとってはいますが、著者自身の旅行体験が下敷きになっています。目的地だけを決めた期間を設定しない放浪に心躍らされ、今すぐバックひとつで飛び出したい衝動に駆られる一冊です。
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荒野へ
ジョン・クラカワー(著) , 佐宗 鈴夫(訳)
1992年、所持金をすべて寄付し、身分証まで捨ててアメリカを飛び出した青年が、アラスカで餓死体となって発見されました。彼はなぜすべてを投げ捨てたのか、どんな旅路だったのか。著者は青年の軌跡を追いかけます。荒野に魅せられ旅立った青年の行動力と精神性に、心を揺さぶられてしまう自分が発見できるでしょう。
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