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この世界はどうやってでき上がったのか?人類の謎に迫る本
現代人と同じ新人(現生人類)が誕生して、約20万年が経つと言われています。狩猟採集生活から始まり、農耕生活による生活共同体の誕生、国民国家の成立、グローバリズムの拡大など、人類はさまざまな変化を遂げてきました。今生きている世界はなぜ、このようなかたちをしているのか?人類という存在の核に迫る本をさまざまな分野から紹介します。
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さまざまな生物が生きている地球で、なぜ人類だけが文明を築き上げることができたのでしょう。知能に関する認知革命、生活共同体に深く関わる農業革命、飛躍的な進歩を生み出した科学革命の三つの革命を挙げて推論していきます。人類の過去を知ることは、未来を知ることにもつながります。歴史書に留まらない超大作です。
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現代においても、地域によって科学技術の進歩や生活水準に差があります。このような差が生まれてしまったのは、なぜなのでしょう?本書では大陸ごとに注目し、その地理条件とともに、「銃」「病原菌」「鉄」の三つのキーワードで人類の謎に迫っていきます。
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馬・車輪・言語 文明はどこで誕生したのか 上
デイヴィッド・W.アンソニー(著) , 東郷 えりか(訳)
言語を糸口に、どのように現代社会が出来上がってきたのかを解き明かしていく一冊です。特に着目するのが、世界で約30億人が属すると考えられる言語グループ・印欧語族。これほどまでに巨大な言語グループがなぜ拡大できたのか、読み応えのある文体で壮大な論を展開していきます。
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著者の10代の娘が、「なぜ、世界にはこんなにも格差があるのか?」と質問していくことで完成した本です。現代社会の成り立ちを経済の視点から丁寧に見ていきます。随所に感じられる、著者の未来に生きる人々への励ましが胸を打ちます。温かさを感じる経済入門書です。
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