ブックキュレーター日経PC21編集長 田村規雄
Excelを人生の武器にする
ビジネスパーソンの多くが利用している「Excel」。データの集計から資料の作成まで、仕事に不可欠なだけでなく、Excelをうまく活用することが仕事の効率化、質の向上につながります。Excelのスキルはビジネスでの成功を導き、ひいては人生を決めるとさえ言えるでしょう。そんなExcelを学ぶのにお薦めの5冊を紹介します。
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Excelの本というと、画面と数式ばかりの“硬派”なものが多い中、本書は装丁からやさしげで、各ページに親しみやすいイラストを散りばめたデザイン。女性でも手に取りやすい入門書です。時短ワザも多数紹介されていて、Excelの便利さを実感しながら、楽しく学べます。Excelを好きになれる一冊です。
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Excelの活用ノウハウを20年以上にわたり解説してきたパソコン誌「日経PC21」が、ビジネスに必須の実践テクニックを凝縮した一冊。ページが180度ベタッと開く特別製本で、手を放しても開いたまま。両手でパソコンを操作しながら参照できるのが便利です。新人からベテランまで、仕事で役立つワザが満載です。
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Excelをある程度使えるようになった人が、自分の使い方を見直すための一冊。「セル結合を多用する」など、ありがちな“不適切な使い方”を挙げながら、Excelを業務で使うときの注意点や、効率化のポイントを解説。後任に引き継いだ後のことも考慮すべきだという視点は、通常の解説書にはない、実務的な内容です。
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Excel VBAパーフェクトマスター Microsoft Excel 2016 日常業務を効率化したい人のための
土屋和人(著)
Excelのプログラミング機能「VBA」を使えば、通常は丸1日かかるような作業を自動化して瞬時に終わらせるなど、仕事を大幅に効率化できます。そんなVBA活用に役立つのがこの一冊。800ページ超のボリュームに、基本から応用までしっかりと解説。実用的なサンプルが多数紹介されていて、参考になります。
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パソコンで描く『絵』の描き方
堀内 辰男(著)
番外編として、趣味につながるExcel解説書を紹介します。本書はExcelで「絵を描く」ためのテクニックを解説したものです。驚くべきは、著者の作品のクオリティ。日本画のように美しい作品の数々は海外のメディアにも取り上げられ、「Excelのミケランジェロ」と評されました。作品だけでも一見の価値あり。
ブックキュレーター
日経PC21編集長 田村規雄日経BPの月刊パソコン誌「日経PC21」編集長。1997年から日経PC21でWindowsやOfficeの解説記事を執筆。Excelのスキルを競い合う「エクセルコンテスト(表計算大会)」の運営・審査を10年にわたり担当した。その後「日経パソコン」副編集長、「日経ソフトウエア」編集長などを経て、2018年4月より現職。「パソコン仕事 最速時短術」「ビジネスPython超入門」「Outlook最速時短術」「Word最速時短術」など書籍の企画・編集も手掛ける。https://info.nikkeibp.co.jp/media/PC21/
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