ブックキュレーターhonto編集員
謎が解けたときのカタルシスは格別!「暗号解読」をテーマにした傑作ミステリー
古くは「いろは歌」に隠された「とかなくてしす」から、現代ではクレジットカードの番号まで、私たちは知らず知らずのうちに暗号に接していて、ミステリー小説でも特殊な暗号はよく題材として扱われます。ときにはダイイングメッセージとして、ときには物語の中核を成す要素として描かれる、そんな暗号にクローズアップした小説を紹介します。
- 16
- お気に入り
- 5886
- 閲覧数
-
白馬山荘殺人事件 長編推理小説 新装版
東野圭吾(著)
信州のペンション「まざあ・ぐうす」で起きた事件の真相を探る話を縦軸に、ペンションの各部屋に掲げられたマザー・グースの詩に隠された暗号解読を横軸にした、複数の謎が交錯するミステリー。密室と暗号の謎、緻密な構成にさりげない伏線、たたみかけるようなラストはさすがの読み応えです。
-
「少年探偵団シリーズ」では珍しく、怪人二十面相が登場しない異色作。「獅子が烏帽子をかぶるとき・・・」で始まる金塊の隠し場所を記した暗号をもとに、小林少年の大冒険と宝探しが始まります。最高傑作と称されることもある、大人でも十分楽しめる名作です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です