ブックキュレーターhonto編集員
痺れるほどの存在感!ミステリーの巨匠たちが生んだハンサムなヒロインたち
強い個性を持ったヒロインが登場する小説を紹介します。非現実的なほどかっこいいのに、その存在感は息吹が感じられるほどリアル。それもそのはず、彼女たちを生み出したのはいずれもミステリー小説界の重鎮として知られる、著名な作家ばかり。次々と降りかかる難題に挑む、ヒロインたちの活躍をお楽しみください。
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「ハンニバル シリーズ」で世界中を震撼させたトマス・ハリスが2019年に発表した、13年ぶりとなる新作小説。隠された金塊を巡って犯罪組織が暗躍するなかで、図らずも渦中に巻き込まれてしまった美しき主人公の運命やいかに?凄惨な過去を背負った女性が、悪党たちと真っ向から渡り合う姿が痛快なサイコ・スリラーです。
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家族の名誉
ロバート・B.パーカー(著) , 奥村 章子(訳)
「スペンサー シリーズ」や「ジェッシイ・ストーン シリーズ」で男の美学を描き続けてきた著者が、満を持して女性を主人公に迎えたシリーズの第1弾。損得勘定抜きで難事件に挑む女探偵の活躍が、軽やかな筆致でスタイリッシュに描かれています。クールだけれど人情派な主人公の姿に、誰もが共感を覚えるでしょう。
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我が子に甘く、おっちょこちょいなシングルマザーが、実は敏腕捜査官だった・・・!?驚くべきスキルで人のウソを見破る女性捜査官と、天才的な頭脳を持つ犯罪者の緊張感あふれる頭脳戦が楽しめる一冊です。どんでん返しの名手として知られる著者が描き出すニューヒロインは、明敏なのに愛嬌もあって、とても好感が持てます。
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ベトナム帰りの天才狙撃手が活躍する「ボブ・リー・スワガー シリーズ」。第二次大戦中に過酷な任務に挑んだ女性狙撃手と、闇に葬られた彼女の足跡を調査するボブ。時代を超えた二つの奇譚を娯楽色たっぷりに描いた傑作です。どんなタフガイもかすんでしまうほど男前な女性狙撃手に魅了されること間違いなしです。
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