ブックキュレーターhonto編集員
国際色豊かな英文学――外国人が活躍するイギリスの物語
大英帝国として名を馳せたイギリスには昔から多くの国の人々が集い、文学作品の中でも活躍してきました。より豊かな暮らしを求め移住して来た人もいれば、植民地として支配を受ける国からやむを得ずやって来た人もいて、視点が異なればイギリスの描かれ方も大きく変わってきます。イギリスの多様な面を知ることができる物語を紹介します。
- 15
- お気に入り
- 1690
- 閲覧数
-
時は第一次世界大戦中のイギリス。友人宅であるスタイルズ荘を訪れていたヘイスティングズは、そこで殺人事件に遭遇し、ベルギーから亡命してきたポアロに事件の解決を依頼します。フランス語交じりで話す、口ひげがトレードマークの名探偵ポアロが初登場。アガサ・クリスティの処女作でもあります。
-
ヴェニス公国に仕えるムーア人のオセローは、肌の色も宗教も異なるにも関わらず、奴隷から将軍の地位にまで上り詰めた優秀な人物。ですが、異人の上官を妬む副官イアーゴーの策略により、妻デズデモーナの不貞を疑い、彼女を殺してしまいます。地位も名誉も失った彼は・・・。シェイクスピア四大悲劇の一つで、後期を代表する傑作です。
-
サルガッソーの広い海
ジーン・リース(著) , 小沢 瑞穂(訳)
英国領時代のジャマイカに生まれたアントワネットは、現地の黒人からも本国の白人からも嫌われる家の出。やむなく結婚したロチェスターとの夫婦生活もうまくいかず、なぜかバーサと呼ばれるなどして、その精神は徐々に病んでいきます。『ジェーン・エア』に登場するロチェスターの前妻バーサの視点から描かれた物語です。
-
くまのパディントン
マイケル・ボンド(作) , 松岡 享子(訳) , ペギー・フォートナム(画)
ロンドンのパディントン駅でブラウン夫妻が見つけた1匹のこぐま。ペルーの密林から船に密航してきたというこぐまに、夫妻はパディントンの名を与え、家に連れて帰ります。人間との生活に慣れていないパディントンは失敗の連続ですが、ブラウン一家の助けもあり、徐々に人々とも打ち解けていきます。
-
英国領時代のインドで、放蕩にふける両親のもとに生まれたメアリ。気難しくワガママな性格に育った彼女は、両親の急逝をきっかけに、イギリスで暮らす伯父の屋敷に引き取られることになります。そこで見つけた「秘密の花園」の手入れをしていくうちに、メアリは自然の美しさや人の温かさに触れ、少しずつ成長していきます。児童文学の名作です。
![]()
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です

