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光のゲーテと闇のカフカ。対比が楽しい2人の文豪の名作
何かに悩んでいるとき、明るい言葉と暗い言葉のどちらがほしくなりますか?『ファウスト』を書いた「希望名人」のゲーテと、『変身』を書いた「絶望名人」のカフカ。彼らの正反対な性格が生み出した数々の名作たちからは光と影、両方の考え方を学べます。あなたを救うかも知れない、両極端な文豪2人の言葉を味わってみてください。
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ゲーテとカフカを対比しながら読むための入門書として楽しめる一冊です。彼らの人生や置かれた境遇の違いに触れながら、日記や書簡などにある数々の名言を紹介。左右のページの色が白と黒に分かれていて、光のゲーテと闇のカフカ、対照的な2人について楽しく知ることができます。
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青年ウェルテルとすでに許婚がいる美女シャルロッテの恋を描いた小説です。主人公はゲーテ自身をモデルにしていて、さらにゲーテの実体験をもとに書かれているので、ゲーテの人生をも窺い知ることができるでしょう。刊行当時は大きな話題となり、240年以上読まれ続けてきた苦い恋の物語には誰もが共感できる部分があるはずです。
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「ファウスト」とはドイツ語で拳(こぶし)を意味する単語で、その表題の通り作中では主人公ファウストの力強い姿が描かれています。学問を究めた学者ファウストが、どうしても解明できない謎の答えを出すために悪魔と契約して人生をやり直す物語。ゲーテの長編戯曲をわかりやすくコミカライズした一冊です。
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