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その常識は本当ですか?当たり前や思い込みから抜け出すヒントが得られる本
「そんなの常識」と言われると、なんとなく自分が悪かったような気になってしまいます。しかし、当たり前を気にしすぎると息苦しいうえに、みんなが同じになって活力が失われてしまいます。常識はいつの間にか変わるもの。常識を疑うことで自由な発想が解放され、新しいことが生まれます。ここに紹介する本を読んで、常識の壁を打ち破ってみましょう。
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国際的な調査によると、日本人は読解力やチームでの問題解決能力に優れているのに自分に自信がなく、同レベルの他国より低い賃金に甘んじているそうです。著者はその原因の一つに、「能力・資質・態度」という言葉に縛られた、硬直的で画一的な評価があると指摘します。社会が多様性を取り戻すための出口を探す一冊です。
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岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
岩田 聡(述) , ほぼ日刊イトイ新聞(編) , 糸井 重里(監修)
2015年に55歳で亡くなった任天堂社長・岩田聡氏の考え方や生き様を、その言葉から浮き彫りにします。岩田さんは誠実な人柄と熱意ある仕事ぶりで知られ、プログラマー、そして経営者として数々の人気ゲームを世に出しました。「みんなをハッピーしたい」という信念から紡ぎ出された言葉は、多くの気づきを与えてくれます。
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世間一般に流れている「常識」の数々を、独自の視点からバッサリと切り捨てます。著者は、当然と思っていることを疑い、ネットやメディアで流れていることを鵜呑みにせず、自分で調べてみることで初めて新しい視点が得られるといいます。共感する、しないにかかわらず、常識の箱から出るためのヒントが詰まった一冊です。
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毎日使っているのに、水洗トイレやファスナーの仕組みを説明できる人は多くありません。人は、自分が思っているほどものごとを知らないにもかかわらず、毎日、いろいろなことに判断をくだしているのです。知っているつもりで判断するリスクと、無知であることに気づいた上で行動するメリットを、認知心理学者が解説します。
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日本の伝統や慣習というと、長い歴史があると誰もが思います。しかし、実はほんの数十年前に出来たものであることも少なくありません。最近の問題と思われがちな待機児童や保育園の騒音も、何十年も前から論争になっていました。常識や当たり前とされる出来事を、事実に基づいてユーモラスにひっくり返していきます。
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