ブックキュレーターhonto編集員
この病気と生きていく。さまざまな表現者たちが綴った闘病記
世の中には不可解な病気が多く存在します。そして、誰しもが突然病に襲われる可能性を抱えながら生きています。病気に罹るとふさぎ込んでしまいますが、ずっと嘆いて暮らすわけにもいきません。漫画家や棋士、外科医などさまざまな人が綴った闘病記を紹介します。病気と向き合い、強く前向きに生きる人の言葉に耳を傾けてみてください。
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重すぎる生理と下腹部のしこりに悩む日々を送っていた著者は、いとこの入院をきっかけに婦人科で検査を受けます。MRI検査を経て告げられた病名は、いとこと同じ子宮筋腫。生理の悩みを断つために著者は手術を受けることを決意します。人に聞きづらい検査の内容から入院生活まで、詳細に描いたコミックです。
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『3月のライオン』の解説者としても知られる棋士・先崎学九段が、うつ病の発症から回復までの日々を克明に綴ったエッセイ。一進一退の闘病生活のなかで少しずつ希望が見えてくる様子が、うつ病を体験したことのない人にも勇気を与えてくれます。時折顔を出す棋士たちとのエピソードも素晴らしく、将棋ファンも必読の一冊です。
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高次脳機能障害は、空間の認知や記憶など日常生活に必須であるさまざまな能力に問題が生じてしまう状態を指します。著者の山田規畝子は医療の第一線で働く外科医でしたが、3度の脳出血に見舞われた後、この障害を持つこととなりました。他人への説明が難しい高次機能障害を、当事者が詳細に綴った貴重な記録です。
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