ブックキュレーターhonto編集員
ウイルスや昆虫、芸術や自然など、ユニークな視点から人間の文明を見つめる本
およそ20万年前に誕生した人類は、あるとき、快適な社会を求めて文明を築くようになりました。文明は、ウイルスや昆虫など意外なものに影響されながら、地球のあちこちに広がっていきます。しかし近年、その文明が新たな問題を生み出し、人類を不幸にしているという説も唱えられています。文明とは何か、考えさせられる本を紹介します。
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誰でも、簡単にあらゆる知識や情報に接することができる時代です。しかし、個人で把握できることには限りがあり、特定の分野に深入りするほど、全体が見えなくなってしまうというジレンマが生じます。そのなかで、あえて、分野を横断したさまざまな文献にあたり、統一的な思考をめぐらせてみようという、野心的な一冊です。
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ミツバチとヒトは、人類がその歴史を始めたころからの長いつき合いです。ミツバチは集団で暮らし、協力して蜂蜜をつくります。その社会性はしばしば人間社会と比較され、人々を魅了し、寓話やアート作品にも取り上げられてきました。ミツバチと人類の歴史を重ねることで、文明の特徴や変遷を見つめ直す異色作です。
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芸術人類学講義
鶴岡真弓(編)
体はヒト、頭はライオン。4万年前、古代人によって作られた世界最古の彫像です。「ライオン・マン」と呼ばれるその像は、人間がどのような境遇でも、決して創造性を失わなかったことの証です。いつの時代も、人は芸術によって魂を揺さぶられてきました。創造する種としての人間の文明を掘り下げる個性的な一冊です。
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快適な家や便利な家電、豊富な食べ物に整った医療、人は幸福な社会を目指して文明を作ってきました。しかし、地球温暖化や自然災害、感染症や学校・職場でのストレスなど、文明の発展による新たな問題も生じています。果たして、文明は人間を幸せにしているのでしょうか。進歩という概念に疑問を投げかける警告の書です。
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ウイルスによる感染症は、文明を滅ぼしたり、衰退させたりしてきました。逆に、感染症が社会変革を促し、文明を新たな方向に導いた例もあります。病気をもたらすウイルスを根絶することは技術的に難しく、共生を図るしか道はありません。では、どうすればいいのか・・・。突きつけられた難問への対応を考えさせる一冊です。
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