縄文人はクリエイティブ。古代人の心に迫り、その文化の豊かさを知る本

縄文時代は、学校ではあまり詳しく習うことはありません。しかし、縄文土器や土偶など、その独特の文化は多くの人を惹きつける力を持ち、画家の岡本太郎もその影響を受けたひとりです。ここでは、縄文人の思考や文化の源をたどり、その流れが現代にどのように息づいているのか、どのように未来に生かしていけばよいのかを探る本を紹介します。

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ぼくは縄文大工

月と蛇と縄文人

日本美術の底力　「縄文×弥生」で解き明かす

縄文時代の歴史

ぼくは縄文大工

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ぼくは縄文大工

雨宮国広

石斧、木のくわ、鹿の角など、鉄器を使わずに家を建てるにはどうすればよいのでしょう。それには、自然の理を理解して、それに抗わず作業をする古代人の感性が大切です。自然の恵みを身の丈にあった分だけいただく姿勢、それが、持続可能な社会をつくるということを、縄文人のような生活を送る著者が身をもって語ります。
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縄文の衣日本最古の布を復原増補版

尾関清子（著）

生活文化史の研究者が、専門外の考古学に挑んだ成果をまとめた本です。織物の技術は弥生時代に大陸からもたらされたとされています。しかし、著者は縄文土器の文様をつけるのに使われた「あんぎん」という布に着目し、試行錯誤の末、その復元に成功します。定説を覆し、縄文人の優れた技術に光を当てた渾身の一冊です。
月と蛇と縄文人

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月と蛇と縄文人

大島直行

縄文土器や土偶を見て、縄文人の独創的な表現力に感心した人は多いでしょう。しかし、なぜ縄模様が使われたのか、裸の女性の土偶が多いのか、といった疑問に対しては、未だはっきりした答えが出ていません。本書は、心理学や人類学、民俗学などの知見を生かし、考古学の枠を超えて縄文人の心の解明を試みる野心作です。
日本美術の底力　「縄文×弥生」で解き明かす

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日本美術の底力　「縄文×弥生」で解き明かす

山下裕二

近年、注目度がアップしている日本の美術の源流を、古代の発掘品にさかのぼって探求します。日本美術には独創的な装飾を施した華麗な縄文的な流れと、装飾を極限まで削ぎ落とした「わびさび」の弥生的な流れがあるといいます。古代から現代までの作品をたどり、二つの流れを比べつつ日本美術の奥深さを伝える一冊です。
縄文時代の歴史

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縄文時代の歴史

山田康弘

縄文時代は平和でエコロジカル、というイメージで語られることがあります。しかし、縄文は1万年以上続いた時代の総称で、北海道から沖縄までの幅広い地域に点在していたため、その文化も時期や地域によって大きく違うのです。本書は、多様性に満ちた縄文時代の文化や暮らしを、学術的な裏付けのもと丁寧に解説しています。

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