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忌々しい病原体?人類に必要な存在?ウイルスの正体に迫る本
目に見えないにもかかわらず、私たちの生活を脅かすウイルスという存在。そもそもウイルスとは何者で、どのように関わっていくべきなのでしょうか?ここではそんなウイルスについてさまざまな角度から学べる本を紹介します。正しい知識を身につけることで、あなたのウイルスに関する印象も変わるはずです。
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日本ウイルス学会名誉会員の著者が、人間とウイルスとの関係を説いた一冊です。100年におよぶウイルスの歴史をはじめ、ウイルスの起源や対抗手段まで幅広く解説しています。大きな流れのなかでの人間とウイルスの関わりをを知ることができるので、読後は新しい視座を得られることでしょう。
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ウイルス ミクロの賢い寄生体
Dorothy H.Crawford(著) , 永田 恭介(監訳)
ウイルスの構造や起源、変異などについてわかりやすく説明した入門書です。感染の仕組みやウイルスの役割などまで網羅し、ウイルスの全体像に迫っています。専門的で難しい言葉については用語集で説明している点も親切であり、一般読者でも理解しやすい一冊です。
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本書では「ウイルスとは何者なのだろう?」という疑問に対して、形や種類、影響などの観点から解説しています。ウイルスを悪者ではなく、生物の進化に欠かせない存在としても紐解いているのが興味深いところ。インフルエンザウイルスやノロウイルスについても触れているので、日常生活と結びつけながら読むことができます。
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インフルエンザなぜ毎年流行するのか
岩田 健太郎(著)
感染症専門内科医として活躍する岩田健太郎医師が、広く感染症について解説する一冊です。医療が発達した現代においても感染症のパンデミックがなくなくならないのはなぜなのか、インフルエンザ以外の感染症にも触れながら、独特の語り口で綴られています。感染症についての正確な知識を手に入れたい方にオススメです。
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