ブックキュレーターhonto編集員
お札になった偉人たち。その考え方が学べる本
世界に誇れる偉業をなし、お札になった偉人たちは、いったいどんな人物だったのでしょう。残された著書を読むことで、偉人たちの内面に迫ることができます。「偉人」と呼ばれるだけあり、彼らの深慮は私たちの思索を深めてくれるはずです。ここでは、時代を超えても古びない名著ばかりを集めました。
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森鴎外や夏目漱石が絶賛した樋口一葉の小説。その文章は一文一文が長く、一見すると読みにくく思えます。ですが、声に出して読んでみてください。文章にはリズムがあり、黙読するより格段に読みやすくなります。遊郭近くに住む少年少女の淡い初恋を描いた『たけくらべ』などは、美しい言葉とともに情感も伝わってきます。
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勉学の必要性を説いただけの本ではありません。なぜ人は学問を学ぶ必要があるのか、どのように生きるべきか、国のあり方、日本が発展するために何が必要かなどが、わかりやすい言葉で紹介されています。明治初期のベストセラー本ですが、その本質は現代にも通じていて、今読んでもまったく古さを感じさせません。
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渋沢栄一は470社以上の会社の設立に関わり、「日本資本主義の父」と呼ばれました。実業で国を支えた渋沢が、商業道徳の欠如がはびこる現実を憂い、「論語で人格を磨くこと」 と 「利益を追求すること」 のバランスの大切さを説いた教育論。時代が変わっても変化しない、倫理と人間社会の本質が書かれた良書です。
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