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この身、一つで生き残る!無人島でのサバイバルが繰り広げられる物語
私たちの想像力をかき立てる「無人島」。不便極まりなく、ときに命の危険さえある過酷な無人島生活に惹かれてしまうのは不思議なものです。ここでは、無人島を舞台にサバイバルが繰り広げられる小説やコミックを集めました。何もないところから食料や日用品を確保し、家を建て、果ては畑や牧場まで作り上げるゼロからのDIYをお楽しみください。
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無人島生活を描いた、無人島サバイバルの王道ともいうべき古典です。嵐で船が座礁、無人島に漂着したロビンソン・クルーソーは、難破船から持ち出した最低限の資材を駆使し、知恵と工夫で生き抜いていきます。家作りから農業、牧畜まで、独力で何でもこなしてしまう姿に、大人も子どもも夢中になってしまう不朽の名作です。
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壜の中の手記
ジェラルド・カーシュ(著) , 西崎 憲(ほか訳)
幻想的な物語で知られる著者ですが、本書所収の短編「豚の島の女王」にもその雰囲気が漂っています。舞台は南洋の孤島。野生化した豚たちが住む無人島に流れ着いた4人の男女の運命が、独特の筆致で語られます。奇抜な人物設定にもかかわらず、サバイバル場面は不思議なほどリアル。風変わりな冒険譚として読むこともできます。
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飛行機事故で無人島に漂着した女子高生たちが、明るくたくましくピンチを切り抜けていく異色のサバイバルコミックです。次から次へと登場するサバイバル知識はどれも本格的。はっちゃけたノリと可愛い絵柄からは想像もつかない、実用的なサバイバルマニュアルなのです!読後は思わず自分も無人島に漂着したくなってしまうかもしれません。
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生存者、一名
歌野 晶午(著)
離島に逃げ延びた5人の犯罪者たちのサスペンス劇。無人島サバイバルを襲う危機は、物資の不足や自然の脅威だけではありません。人間関係のもつれが命取りになるのは、ほかに住民のいない島ならでは。「ほとぼりが冷めたら迎えに来る」と島を去った仲間は帰らず、疑心暗鬼が募るなかついに殺人が・・・!恐怖と衝撃の結末に注目してください。
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孤島の祈り
イザベル・オティシエ(著) , 橘 明美(訳)
ルイーズとリュドヴィック夫婦は、冒険を求めて南極に近い無人島に上陸します。しかし嵐で船を失い、2人は孤立。極寒の地でサバイバルを余儀なくされた彼らの運命は?驚愕するほどリアリティあふれる描写は、海洋冒険家である著者自身の経験に基づくもの。細部にこだわったサバイバル場面と、遭難者たちの心理描写に圧倒されます。
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