ドキドキの心理戦＆白熱する議論！緊張感がたまらない密室劇ミステリー

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大学の同窓生7人が集うペンションで、伏見は後輩・新山を密室状態で殺害。完全犯罪を目論むという倒叙ミステリーです。タイトルの通り、犯行現場の扉は閉まったまま。冷静で頭脳明晰な探偵役・碓氷と、語り手でもある犯人・伏見との心理戦が始まります。著者ならではの独特な設定とロジカルさが存分に発揮された傑作です。

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地下シェルターで目覚めた4人。3ヵ月前に死んだ共通の友人は、果たして本当に事故死だったのか？過去の回想、互いの証言、シェルター内の物的証拠などから真相に迫ります。密室劇であり、会話劇でもあり、徐々に真相が明らかになっていく過程がなんとも言えない緊張感を生む、濃密なサスペンスドラマをお楽しみください。

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IT企業の新卒採用試験の最終選考に残った大学生男女6人。内定を賭けて敵味方に分かれたり、それぞれの秘密が暴露され疑心暗鬼に陥ったりと、さまざまな駆け引きが描かれます。リアルで息が詰まるようなサスペンスに、考え抜かれた構成とストーリー。そこに就活生たちの生々しい心情も盛り込んだ、読み応えのある一冊です。

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始発電車、ファミレス、観覧車など「ワンシチュエーション＆リアルタイム」で起きる物語の顛末を綴った5編の青春密室ミステリー集です。高校生たちの気まずさや甘酸っぱさ、ほろ苦さがマイルドに、そして爽やかに描かれます。些細なことを掘り下げつつ、しっかりとしたミステリーに仕上げる著者の構成力はさすがです。

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自殺するため廃病院に集まった12人の少年少女は、地下で13人目の死体を発見。それによって生じた問題を解決するために議論を重ねていく、という密室劇です。SFや歴史小説などを手掛けてきた著者による初めての現代ミステリーということで話題になり、2019年には実写映画化。繰り広げられる舌戦が痛快な傑作です。