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時代に翻弄されながらも自分を貫いた女性を描いた物語
結婚や仕事をはじめ、人生に関わるほとんどのことを女性が自分の思うようにできなかった時代。現代よりもはるかに不便で理不尽ななかでも、決してあきらめず、自分の生き方を探し求めた女性を描いた物語を集めました。実在した女性たちの志と生きざまは、時代は変われど現代の女性にも通じ、その姿にきっと勇気づけられるはずです。
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史上6人目の女性天皇で、2回皇位した女帝を描いた小説。道鏡というお気に入りの僧に皇位を譲ろうとしたため、スキャンダラスなイメージのある天皇ですが、その行動には実は男女の隔てなく力を発揮できる社会を目指す強い志がありました。側近女官の目線で描かれる、女帝の思いと死の真相に迫る物語です。
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東福門院和子の涙 上
宮尾登美子(著)
徳川家康の孫・和子は、武家と朝廷を取り持つため天皇に輿入れすることに。当時、徳川家と朝廷は微妙なバランス関係にあり、武家から初めて嫁入りした和子は、天皇を取り巻く女性たちから執拗な嫌がらせに遭います。それでも決して弱音を吐くことなく、自分のやるべきことをまっとうする姿に心を打たれます。
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