ブックキュレーターhonto編集員
おもしろい理系の世界へようこそ!科学の楽しさを知ることができる本
魔法はなくても、現実世界は十分神秘に満ちています。子どものころにみんなが感じたワクワク感の正体、それを教えてくれるのが「科学」なのです。授業や試験としての理系科目は苦手な人でも、優れた本が紹介する「理系の世界のおもしろさ」にはきっと惹き込まれることでしょう。ぜひ刮目ください。ファンタジーを超える世界の真実に!
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空はどうして青いのか?夕焼けはなぜ赤いのか?そんな素朴な疑問から、世界を構成する粒子、相対性理論が示す時空のゆがみ、意識が現実を変えると説く量子論まで、さまざまな知識が平易な文章で解説されています。著者も冒頭で述べていますが、「物理学を知ることは世界の見え方を変えること」であると思い知らされます。
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私たちが日々、当然のように利用しているスマートフォンやパソコンといったコンピューター。そのすごさや仕組みをもう少し詳しく理解しておきませんか?この本が紹介しているのは、なんだかわからないけどとっても便利な世界を生み出している、人の頭が作り出した魔法のレシピ=偉大なるアルゴリズムの詳細です。
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科学のおもしろさとは、たんに好奇心をくすぐられるだけでなく、そこから窺える理が普遍的であるがゆえに、ほかの分野へのつながりも感じられるところにあります。東大大学院出身の女性起業家が、私たち自身を構成する「生命科学」の観点に立ち、ビジネス社会や日々の生活のなかで活かせる知識を紹介してくれる一冊です。
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人類の歴史は科学なしでは語れません。むしろ科学が時代を動かしてきたという見方もできるでしょう。本書では化学と歴史の関係にスポットを当て、火、ガラス、金属、染料、麻薬、石油、兵器などが、人類にどのような影響を与えてきたのかを徹底的に語り尽くしています。まさに、化学の千夜一夜物語といえる内容です。
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バトルをメインとした少年漫画が多いなか、科学を題材にした異色作です。すべてが石くれとなった世界で、知恵と人の手と自然の恵みを頼りに、人類の歴史の歩みをリブート(再起動)していく物語は斬新で痛快。世界って、科学ってこんなにおもしろいのか!人類ってすごい!そんな気持ちが込み上げてくるはずです。
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