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老後を考え始めたら読みたい!老いをポジティブに捉えられる本
自分や親の老後をふと考えたとき、不安ばかりが脳裏をよぎり、どうしても暗い気持ちになりがちです。「老い」は避けては通れない現実だからこそ、できるだけポジティブに捉えたいものです。そこでここでは、老いることの楽しさやおもしろさを教えてくれる本を紹介します。これらを読んで前向きに歳を重ねていきましょう。
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社会学者・上野千鶴子が、家で1人で自然に亡くなる「在宅ひとり死」を提唱する本です。年を取ったら介護施設に入り、最期は病院で亡くなる。こういった老後の「当たり前」に希望を見い出せない人も少なくないでしょう。最期まで自分らしく生きたいと思ったら読みたい一冊です。
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自分が高齢になるということ
和田 秀樹(著)
高齢者専門の精神科医である著者が、臨床経験をもとに認知症になっても幸せに生きるためのアドバイスを記した本です。認知症は、老後をネガティブに感じさせる原因の一つかもしれません。しかし本書を読めば、幸福な人生を送れるかどうかと認知症になるかどうかは、まったく関係ないことがわかります。
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「体力がなくなる」「死に近づく」など、老いに関するさまざまな不安について、ローマの哲人キエロの考えをまとめた一冊。年を取ると、何においても若いころよりもできなくなると思いがちですが、歳を重ねたからこそできることもあると本書は教えてくれます。老後こそ人生で一番楽しい時期である、と思えるようになるかもしれません。
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年齢が約束してくれるもの 七十五歳で、新たな自由を手にする
ペルラ・セルヴァン=シュレイベール(著) , 吉田 良子(訳)
フランスの女性雑誌『マリ・クレール』の編集長を20年間務めた著者による、「女性が年をとること」についての考えをまとめた一冊。白髪が増えたり更年期の症状に悩まされたりと、女性の老いには暗い話題がつきもの。しかし、老齢によって醸し出される美しさや人生の楽しさもあると著者は教えてくれます。
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