ブックキュレーター詩人 菅原敏
夢にそっと忍び込む。一日の終わりにページを開く本
一日の終わりにページを開けば、静かな時間にひととき潜り、心を整えてくれる本たち。詩、小説、辞典とジャンルはバラバラですが、どれも頭から順に読まずとも、その日の気分で開いたページに出会うべき言葉が待っています。意識と無意識の間で、言葉の断片が今夜の夢の種となり、いつもと違う眠りの世界へ導いてくれるかもしれません。
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季節を脱いでふたりは潜る 菅原敏詩集
菅原 敏(著)
移ろいゆく暮らしを、やさしく抱き寄せ、綴った季節の詩集。 無くしてしまった日々の断片を拾い集めてぺージに挟みこむように、季節の情緒を12ヵ月の詩に写しています。 カバーを脱ぐと、素肌のような手触りも。ご自身の誕生月の詩から読むもよし、気ままに開くもよし。過去と未来に手を伸ばし、誰かの肌を感じる夢を。
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かのひと 超訳世界恋愛詩集
菅原 敏(訳著) , 久保田 沙耶(絵)
今の恋も、昔の恋。 どの時代、どの国に生きようと、恋すれば私たちは何ひとつ変わらない。 ゲーテ、シェイクスピアから小野小町まで。恋愛を題材とした古典作品をモチーフに、菅原敏が独自の感性で現代詩に昇華させた三十五編。 眠る前のひとときにページをめくれば、いつかの恋の夢の続きを。
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石の辞典
矢作 ちはる(文) , 内田 有美(絵)
自然が作り出した、美しくも摩訶不思議な色や形。石のもつ個性を美しい手書きのイラストと共に堪能できる一冊。ページをめくるたびに紹介する石の硬さが増していく遊び心も。私たちが生まれるずっとずっと前、この星の成り立ちと共に奇跡的に生まれてきた鉱石たち。まだ誰も存在しない、いにしえの時代できらめく夢を。
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オアシスの都市、無形都市、呪われた都市、機械装置の都市など、幻想の旅を行くマルコ・ポーロがこれまでに訪れた街の話を、皇帝フビライ汗に語り聞かせる幻想小説。マルコ・ポーロの奇妙で不思議な報告を聞いているうちに、頭の中には架空の都市が少しづつ建設されていきます。見知らぬ異国の街を訪れる、旅の夢を見るにはこちらの一冊を。
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尾崎放哉全句集
尾崎 放哉(著) , 村上 護(編)
「風の中走り来て手の中のあつい銭」「何も忘れた気で夏帽をかぶつて」尾崎放哉の自由律俳句。その小さな一句を指でなぞれば、その情景は一編の映画のように広がりを見せてくれる。エリート街道を突如ドロップアウトして、方々で寺男をしながら極貧生活の中で俳句に向き合い続けた放哉。どこか懐かしい、あの日の夢を。
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ブックキュレーター
詩人 菅原敏2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより刊行した詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』でデビュー。以降、執筆活動を軸にラジオでの朗読や歌詞提供、欧米やロシアでの海外公演を行うなど幅広く活動。近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)、〈mitosaya 薬草園蒸留所〉と共同制作した、燃やすとレモンが香る詩集『果実は空に投げ たくさんの星をつくること』など。東京藝術大学 非常勤講師
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