ブックキュレーターhonto編集員
本で堪能する「押井節」。映画監督・押井守の言葉と思考の世界
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などの先鋭的なアニメ作品で、世界的にも評価の高い映画監督・押井守。彼の魅力のひとつが、作品のセリフ回しでも特徴的な「押井節」と呼ばれる語り口です。ここではそんな彼の言葉と思考が堪能できる本を紹介。作品同様、人間や社会のあり方を問うラディカルな言葉が読者の思考を揺さぶります。
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宮崎駿とも縁の深い押井守が、スタジオジブリの作品と歴史について語っています。「トンデモ映画がほとんど」と言い切っているだけあり、肯定的な評価を交えつつも、宮崎駿の暗黒面から高畑勲の悪癖、そのほかの監督の作品にいたるまでツッコミは止まりません。良くも悪くもジブリ作品の観方が変わってしまうこと請け合いです。
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創造元年1968
笠井 潔(著) , 押井 守(著)
押井守と同世代の小説家・批評家である笠井潔との対談本です。政治目的よりも祝祭感や破壊願望で参加したという全共闘運動をはじめ、SF小説、映画、思想などの同時代体験について語り合いながら、戦前から現在にいたる日本人の精神性に迫ります。押井作品に息づくラディカリズムと想像力の源流に触れたい方にオススメです。
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本書で押井守が主張しているのは、企業社会を生き抜くうえで必要なのは『人間に関する教養』であり、そのために効果的なのが映画を観て語ること。古今東西の映画を紹介しながら、組織のなかで自己実現する方法、上司の動かし方、抵抗戦術としてのサボりなどについて語っています。キレイごとではない、実践的なノウハウとアドバイスが満載です。
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早くから作品内でインターネットを取り上げてきた押井守による、ポスト・トゥルースの時代における生き方指南書です。フェイクまみれのネット情報とのつき合い方を教示する「ニセモノ論」、人生の優先順位をつけることの重要性を語る「幸福論」など全6章。『シン・ゴジラ』論であり虚構論ともいえる「映画論」にも注目です。
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