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あの人が逝ったあとも人生は続く・・・黄昏時に新たに始まる女の物語
平均寿命は伸び続け、人生100年時代も近づきつつある現代。家族や友人、パートナーといった、自分にとってかけがえのない大事な人が去っていく場面に直面する機会も増えていくことでしょう。長い人生の後半戦、別れを経験してもなお続く人生を生きていく女性に焦点を当てた物語を集めました。
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オリーヴ・キタリッジの生活
エリザベス・ストラウト(著) , 小川 高義(訳)
アメリカの小さな港町クロズビーに暮らす人々の、人生の悲喜こもごもを描いた連作短編集です。伴侶との別れ、去っていく子どもたち、平凡に見える人生の裏で繰り返されるさまざまな形の喪失、そしてその先にある希望。癖は強いがやさしき住人、オリーヴ・キタリッジも老境の入り口に立ち、大きな喪失を経験することになります。
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主人公は、ひとり暮らしの74歳の桃子さん。24歳で故郷を去ってから50年、身から湧き上がる心の言葉は、なぜか故郷の東北弁。最愛の夫を14年前に失って以来、「おらはおらに従う」と決めた桃子さんの、心の声によって語られる人生。その不思議な豊かさに惹きつけられる小説です。
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