ブックキュレーターhonto編集員
「次、何読もう?」の答えが見つかる!読みたい本が増える読書案内本
本を読みたい気分だけど、書店の平積みを眺めても、ネットで売れ筋ランキングを調べても、いまいちピンと来るものがない・・・。そんなときは「読書の達人」とも呼ぶべき著者たちによる、読書案内本はいかがでしょう?プロの本読みたちが紹介する本に、読書欲が刺激されるはず。読みたい本が多くなりすぎて、逆に困ってしまうかもしれません。
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ぼくはこんな本を読んできた 立花式読書論、読書術、書斎論
立花 隆(著)
「知の巨人」と呼ばれた故・立花隆の読書論。膨大な量の書物に触れてきた彼の読書遍歴が明かされていますが、中学生時代の読書量にまず圧倒されます。さまざまなジャンルの本が多数紹介され、しかもその批評は忖度ゼロで痛快そのもの。読書にまつわるアドバイスもあり、これでもかと知的好奇心が刺激されます。
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第2図書係補佐
又吉 直樹(著)
読書家で知られる芸人・又吉直樹による本の紹介エッセイ。肝心の本の紹介文そのものはかなりの短文にもかかわらず、どの本も読みたくなるから不思議。著者のおもしろおかしな経験談が散りばめられていて、時にニヤリと笑い、時に吹き出しそうになってしまうはず。電車やカフェで読むのはある意味危険かもしれません。
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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
花田 菜々子(著)
当時の夫との別居をきっかけに、本と雑貨のチェーン店で店長をしていた著者が出会い系サイトに登録し、会う人たちにひたすら本を勧める奇妙な日々を描いた物語。「出会い系」というとキワモノかと思いきや、本の紹介自体は極めてまじめ。読みたい本が増えると同時に、人生の転機にある人の背中を押すことでしょう。
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絶景本棚 1
本の雑誌編集部(編)
作家など著名人30名以上の本棚写真が、フルカラーで紹介されています。図書室のように整然と並べられた本棚から、足の踏み場もないほどの大量の本に埋もれた書斎まで、まさに「絶景」が楽しめます。パラパラめくって読むもよし、あの本の隣には何の本が置いてあるのか、目を皿にして探すもよしです。
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