ブックキュレーターhonto編集員
不登校の理由は大人が勝手に決めてはいけない。不登校当事者の声に触れる本
子どもが学校に行けなくなる理由は、それぞれ異なります。保護者は子どもを思うあまり、学校に連れて行きたくなるものですが、場合によっては事態を悪化させることにも。ここで紹介するのは、実際に不登校を経験した当事者たちの本です。不登校期間中の過ごし方、周囲や学校との関わり方、進路や将来について、生の声に触れてみましょう。
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不登校、選んだわけじゃないんだぜ! 増補
貴戸 理恵(著) , 常野 雄次郎(著) , 100%Orange(装画・挿画)
小学校時代に不登校を経験した社会学者の貴戸理恵と、完全不登校から学校に行ったり行かなかったりを繰り返した常野雄次郎の2人による共著です。読むと、学校教育が徹底的に合わない人間も当たり前に存在していることが理解できるはず。不登校をあえて選んだわけではないけれども、選ばざるをえなかった当事者の心の叫びです。
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不登校・ひきこもりが終わるとき 体験者が当事者と家族に語る、理解と対応の道しるべ
丸山 康彦(著)
高校時代に不登校、社会人になってから引きこもりを経験し、現在は支援活動に携わっている著者。不登校やひきこもり当事者への対応はあくまでも本人の思いや願いを前提とするべきで、学校再開や社会復帰を前提にすべきではないというのが著者の主張です。本人の気持ちにどう寄り添えるのか、考えさせられます。
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学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
小幡 和輝(著)
10年間の不登校を経て定時制高校に通い、国立大学に進学して現在は実業家として活躍する著者の小幡和輝。不登校だった起業家たちへのインタビューなど、著者以外の体験談も充実しています。学校に行かなくなっても、その先の人生が終わったわけではありません。そのことがわかるようになる一冊です。
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不登校でも子は育つ 母親たち10年の証明
親子支援ネットワークあんだんて(著)
不登校の子どもを育てた経験者たちが、不登校の子どもたちの成長、不登校から回復までの道のり、中学卒業後の進路などを綴っています。兄弟の片方が不登校だった場合、両方が不登校だった場合など、経験に基づいた事例を多数取り上げています。学校との関わり方、進路など、経験者たちの実例が参考になるはずです。
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全国唯一の不登校専門紙「不登校新聞」上で行われた、著名人のインタビューをまとめた一冊。企画から取材まですべて不登校当事者が担当しています。樹木希林、荒木飛呂彦、辻村深月など、漫画家や作家、俳優、映画監督など、総勢20名へのインタビューがまとめられています。人生に迷ったら手に取りたい一冊です。
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