ブックキュレーターhonto編集員
学校教育で苦手意識を持つ前に。理数系のモノの見方が自然と養われる絵本
「算数は苦手」「数字は好きじゃない」そんな風に一度感じた苦手意識は、なかなか消えないものです。さらに「算数=勉強」と捉え、理数的なものはすべて毛嫌いしてしまうことも。でも絵本なら、幼少期から数学のおもしろさが子どもに伝わるはずです。子どもの前向きな知的好奇心を引き出すことで、理数系のモノの見方を養うための絵本を紹介します。
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おまたせクッキー 友だちとたのしいおやつ!
パット=ハッチンス(さく) , 乾 侑美子(やく)
焼き立ての12枚のクッキーを友だちと2人で食べようとしていたら玄関のベルが鳴って、友だちの数が増えていき・・・。人数が増えると、1人が食べられるクッキーの枚数は減ってしまう、でもみんなと分けるのは楽しい。そんな気持ちになれる絵本です。スリルある展開が楽しく、割り算の概念も視覚的に身につきます。
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そうたいせいりろんfor babies
クリス・フェリー(さく) , 村山 斉(かんやく)
大人でも理解が難しい相対性理論を、幼児が感覚的に捉えることを目的として作られた絵本です。少ない文字、シンプルな絵で幼児でも直感的に理解できるよう工夫がなされています。重力の概念やブラックホールの誕生などが単純化された絵で表現され、目に見えない理数系の分野を想像する力を養います。
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はじめてであう すうがくの絵本 1
安野 光雅(著)
「なかまはずれ」「ふしぎなのり」「じゅんばん」「せいくらべ」の4つの話が入っています。安野光雅の描く、細かくて美しくわかりやすい絵のおかげで、足し算や順番、比較など数学の概念を幼児でも視覚的に理解できるでしょう。ワークに取り組む前に、読み聞かせで理数系の感覚を養いたい場合にオススメな一冊です。
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ふしぎなたね
安野 光雅(著)
ある日、怠け者の男は一つを植えると1年で二つ実り、一つ食べると1年空腹を感じないふしぎな種を手に入れました。男は毎年種を一つ食べて、一つを植えていたが、ある年二つの種を植えて・・・。数を数える楽しさを味わえ、倍になる数の概念が視覚的に身につきます。種を育てるうちに怠け者の男が変わっていく展開も見事です。
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1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし
デミ(作) , さくま ゆみこ(訳)
ある日、ラーニは落ちていたお米をケチで有名な王さまに届けました。ラーニは褒美として今日はお米は1粒、明日はお米を2粒、と前日の倍の数だけお米がほしい、と王さまに伝えると・・・。30日後、ラーニが王さまからもらったお米の量に驚きます。緻密で荘厳な美しい絵で、掛け算での数の増え方が視覚的に伝わってきます。
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