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元書店員が描く、温かくやさしいミステリー。はじめての大崎梢
デビュー直前まで、10年以上書店で勤務していたという作家・大崎梢。その経験と知識から出版業界に関連する小説を数多く執筆しています。また、殺人の起きない「日常の謎」系のやさしいミステリーが多いのも特徴です。ほかのジャンルの小説も多数手がけていますが、初めて読む方にオススメしたい書店や出版をテーマにしたミステリーを紹介します。
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本が大好きな中学生・野々香は、放課後の学校で発売前の本を見つけます。なぜ、誰が、どこから?と調べていく過程で出会う同級生や書店員たちとの交流を通し、本に関わっていく様子をやさしく描きます。もともとは中高生向けの児童書として書かれた物語ですが、大人が読んでも純粋な気持ちになれるでしょう。
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